フレイニャのブログ

new!!→【ガチ英文法解説】カテゴリ創設! 元鉄緑会社員兼講師の英語・ゲームブログです。ツイッターの相互フォローと,英文法・英単語の質問を(ガチで)募集中です。質問・ミス指摘はコメント欄か,こちらにお願いします→ kfreynya@gmail.com

接頭辞・接尾辞で覚える

英語の名言28

英語の名言27に続き,28です。 (28) Too often travel, instead of broadening the mind, merely lengthens the conversations. 視野を広げないで旅行ばかりしていると、話が長いだけになる。 Elizabeth Drew エリザベス・ドリュー(1935-)はアメリカのジャ…

形態素“fer”──「運ぶ」

“fare”が「行く」の意味でそこからwelfare「福祉」やfarewell「さらば」が生まれたというのは2020/8/6の記事で解説しましたが,今回はferry「フェリー」の“fer”が「運ぶ(bear)」でそこから色々な単語が生まれるという話です。 今回はいちいち“fer”に強勢(…

monolithicってなに? 形態素“lith”

「謎のモノリス」なんて表現をたまに見ますよね。 monolithは「一枚岩(の巨岩)」という意味です。 “lith”は「石・岩」という意味の形態素です。 neolithic「新石器時代の」 ※名詞ではthe New Stone Ageが簡単 paleolithic,palaeolithic「旧石器時代の」 ※…

形態素“duct” “duce”──「導く」

2020/7/7の記事では“dict”「言う,言葉」をやりましたが,今回は1字違いの“duct”「導く(=lead)」です。先ず区別として, ・dictはdictionary「辞書」のdict →→→「言葉,言う」 ・ductは「ダクト(通風管)」→→→「導く」 「ダクト」とは換気のために建物に…

サッカーsoccerの綴りの覚え方

soccerの綴りは微妙に難しいと思います。 soccerはassociation football(アソシエーション・フットボール)とも言いますが,このassociationの“soc”から来ています。しかしassociationも難しいので,societyの“soc”で良いでしょう。societyは覚えていなけれ…

形態素“scribe”「書く」

2020/11/4の記事でsubscribe to ...「……を定期購読する」に触れましたので,“scribe”「書く」を含んでいる単語を整理します。 scribble「走り書き(なぐり書き,落書き)する」 →scribbler「走り書きする人,下手な作家,(カナダ英語)自由帳」 「自由帳」…

メリトクラシー ──形態素“cracy”

デモクラシー(democracy)の“cracy”は「支配・権力」という意味です。いくつかまとめて覚えておきましょう。 (1)democracy「民主主義,民主主義国家」 democracy(moに強勢)は「民主主義,民主政治」ですが,aが付いたり複数形になっている時は「民主主…

自動詞のfail in... と他動詞のfail...(附.succeedの2つの意味)

failと言えばfail in...「……に失敗する」ですね。「成功する」もsucceed in... ですので, ・fail in...「……に失敗する」 ・succeed in...「……に成功する」 と対にして覚えるのが有効です。 ところでfailには他動詞用法もあります。 (1)fail the test 「……

sombreをumbrellaから覚えましょう

sombre,somber「憂鬱な」はやや難しい語で,小説や堅い文章に出てきそうです。 これ,語源的にumbrellaと関係しています。“ombre”や“umbre”は「影・陰」という意味なのです。「陰」→「傘(umbrella)」,「陰」→「陰気な(sombre)」というわけですね。 「…

“ben”「良い」と“mal”「悪い」

benevolent「善意の,慈善の」 malevolent「悪意ある」 のように,“ben”「善」,“mal”「悪」は対になる接頭辞(形態素)です。 (1)“ben”「善」 bonjourやbuenos dias,buon giornoと同様で,“ben”はgoodの意味です。bonus「ボーナス」は「よいもの」が原…

「切る」の意味になる形態素“tail” “tom” “cise”

今日,すごい雨が振りましたね(・ω・) curtail「切り詰める」という単語を覚えた時,tailは「しっぽ」なので,「しっぽを切り詰める」と連想して覚えていたのですが,実は「しっぽ」とは無関係で,形態素“tail”には「切る」の意味があるんですね。 例えばt…

形態素“astr(o)”──「星」

FF14英語の占星術師でastrologian(現代英語はastrologer)「占星術師」が出てきたので“astr(o)”「星」をまとめます! 重要だと思う単語からにしますね。 astronaut「宇宙飛行士」 ※旧ソ連はcosmonautと言ったりした(sは/-z-/) disaster「災害,大惨事」 ※…

welfareとfarewell

形態素“fare”には「行く(go)」の意味があります。 これがそのまま英単語fare「運賃,乗り物料金」の意味になっています。ferry「フェリー」とも関係があるようです。 このfareにwellが付いた2語がwelfareとfarewellです。前にwellが付く時はlが1つになり…

sol──およそ4系統の意味

“sol”を含む語を意味の観点から整理します。文脈もヒントに,単語に正しい意味を当てられるようにしましょう! (1)「太陽」系の意味 solar「太陽の」,the solar system「太陽系;太陽熱利用システム」 parasol「パラソル」(太陽sol+保護para)cf. para…

英語マニアクイズ7:metabolism, metabolicの意味は?

今回も超高難度というわけではないけれども知らない人が多いかな?と思うクイズです。 問 metabolism,metabolicの意味を答えよ。 「メタボ」の元になった語ですね。 (thinking time) といっても知らなければ答えられるはずもないので選択式にします。 met…

amiableとamicable──形態素“ami”

「アミーゴ(amigo)」という言葉ご存知ですか? スペイン語で「友」ですね! イタリア語ではamico,フランス語ではamiです。英語ではfriend,ドイツ語ではFreundですから,ami(go)というのはラテン系の語なんでしょうね。ラテン語ではamīcusだそうです。 こ…

“per”と“pur”の区別は意味から!

purpose,persuadeなど,“pur”だったり“per”だったりする単語は綴る時に迷います。まずそれぞれの意味・イメージを覚え,それを元に混同を避けましょう。 (1)purはfor〈追求〉 「プールオム」という言葉ご存知ですか? フランス語のpourはforの意味で,「…

語幹“dict”

接頭辞・接尾辞・語幹を「形態素(morpheme)」と言うらしいですが,形態素に着目すると(1)意味を連想しやすくなる,(2)綴りがより確実になる,というメリットがあります。今回は“dict”をやります。 “dict”「言う」「言葉」 dictionary「辞書」 dictat…

audience=「読者」!

英文読解時にaudience=「観客」で決め打ちすると痛い目に遭うことがあります。 結論的に言うとaudienceは映画・演劇に限らず,基本的にあらゆるメディアの利用者です。 まず語源的に見ると形態素“audi”は「聴く」を意味し,そういう意味では「聴衆」です。…

接頭辞“a”──「無い」

否定や反対を意味する接頭辞は“un” “in [im]” “dis” “contra”など様々ありますが,“a”もその一つです。 asymmetry「非対称」 ※symmetry「対称」 apathy「無感動,無関心」 ※“path”「感情」 amoral「道徳観念のない」 ※immoralは「不道徳な,ふしだらな」 ath…

語幹“onym”

2020/5/28の記事でsynonym「同義語」が登場したので“onym”をやります。 “onym”=name「名前」 onymもnameもnamaeも似ていますね! 最後は偶然でしょうが…… (1)syn「同・共」と共に synonym「同義語」 ※synpathy「同情,共感」 (2)ant(i)「反」と共に ※…

接頭辞“syn [sym, syl, sys]”

今回は接頭辞“syn”です。 2020/1/21の記事でsympathy「共感,同情」,2020/5/26の記事でphotosynthesis「光合成」に触れましたが,今回まとめてみたいと思います。 接頭辞“syn”=「共・同・一緒」 ※b, m, pの前では“sym”,lの前では“syl”,sの前では“sys” ※sy…

toxin,toxic──「毒」

体から有害な物質を取り除いていく「デトックス」。今回はこれにまつわる形態素“tox(i)”「毒」をやります。 toxin「毒素」 toxic「有毒な」(poisonous) intoxicate「酩酊させる,ほろよい気分にさせる;中毒にさせる」 ※「毒(tox)の中(in)」ということ…

形態素“chron”,“tempo”──「時」

「クロノ・トリガー」「クロノ・クロス」名作ですよね。 「ガルディア城」「時の回廊」「時のみる夢」「生命〜遠い約束〜」名曲だらけです(メインコンポーザー光田康典さん) 思うのですが,なぜ「時」「時空」「光」「波」などの物理学用語はファンタジッ…

啓蒙は「蒙きを啓く」──enlighten

先日の記事ではin=im,ex=eをやりましたが,今回はen=emです。 接頭辞・接尾辞enは「……になる・する」「……に入る・入れる」という意味を付加し,b, p, mの前ではemとなります。 enjoyは「joyに入る」ということになります。 厄介なのは接頭辞となるか接尾辞…

immigrantはmが2つでemigrantはmが1つなわけ

まずmigrateから確認します。 migrate「移住する,(鳥が)渡る,(菌が)転移する」 migratory birdsは「渡り鳥」です。 上の2語はmiを「マイ」と発音します(/máɪɡreɪt/ /máɪɡrətɔːri/) www.youtube.com そしてmigrateに接頭辞を付けて方向まで指定した…

語幹“nihil”とfloccinaucinihilipilification

「惑星ニビル」みたいですね。 (全然違いますね) さて,形態素(語幹・接頭辞・接尾辞)に着目することが重要なのは, (1)意味が定着しやすくなる (2)綴りを間違えにくくなる という2つのメリットがあるからです。sympathyは,sym=syn「共・同」とp…

一緒に(con)行く(ven)から都合が良い(convenient):語幹“ven”

久々の接頭辞・接尾辞・語幹シリーズです。 avenueの“ven”は「行く・来る」という意味の語幹(形態素)です。 これに2020/2/5で扱った“con”「一緒」を合わせて,重要な2単語が覚えられます。 (1)convenient「便利な,都合が良い」 「一緒に(con)」+「行…

英語の名言2(附.接頭辞“epi”)

名言シリーズ(1)に引き続き,(2)です。「格言」には以下のような単語があるようですね。 aphorism「金言,格言」 maxim「金言,格言」 epigram「(機知に富んだ)警句」 このうちepigramがepilogueと同じ“epi”を使っているので語源を調べました。 “epi”「upo…

apocalypseとrevealは同じ発想──接頭辞・語幹に着目して覚えよう

revealとconcealは重要語ですが,これらも接頭辞・語幹に着目すると覚えやすいです。 reveal「暴露する,あらわにする」 :re(を後ろに)+veal=veil(ヴェール) conceal「隠す」 :con(強意)+ceal=seal(封印・シール) つまりrevealは「ヴェールを取…