今回は接頭辞“syn”です。
2020/1/21の記事でsympathy「共感,同情」,2020/5/26の記事でphotosynthesis「光合成」に触れましたが,今回まとめてみたいと思います。
接頭辞“syn”=「共・同・一緒」
※b, m, pの前では“sym”,lの前では“syl”,sの前では“sys”
※sysはsystemくらいなので,気にしなくていいでしょう。
synchronize「同時に起こる・同時に起こす」(syn同じ+chron時)
※“chron”は2020/5/18の記事で解説
※「シンクロナイズド・スイミング」
syndicate「企業連合,シンジケート」(syn一緒)
※「シンジゲート」ではないので注意
synagogue「シナゴーグ(ユダヤ教の会堂)」(syn一緒)
synonym「同義語」(syn同じ+onym名前)
synthesis「合成,統合」(syn同じ+thesis置く)
symbiosis「共生」(syn同じ+bio生)
symmetry「対称」(syn同じ+metry測る)
→asymmetry「非対称」(aは「無い」cf. apathy)
sympathy「共感,同情」(syn同じ+path感情)
symphony「交響曲」(syn同じ+phone音)
syllable「音節」(syl一緒)
sym(共・同)+pathy(感・情)=「共感,同情」なんかを見ると,英単語が漢字の二字熟語と同じ成り立ちになっているのが分かって面白いですね!
毎回言っていますが,このように形態素に着目すると単語の意味を覚えやすくなると同時に,正しく綴る際のガイドにもなるからオススメです!
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