フレイニャのブログ

英文法・英単語,ゲームを中心に書いてゆきます。ツイッターの相互フォローと,英文法・英単語の質問を(ガチで)募集中です。質問はコメント欄か,こちらにお願いします→ kfreynya@gmail.com

混同・判別系

すごく似ているのに反対の意味になってしまう英語表現

なんで反対の意味になってしまうのー(汗)という物を3つ紹介します。 (1)in the balance balanceは「釣り合い,均衡」という意味ですね。強勢はbaにあります(/bǽ/) lose one's balanceで「バランスを失う」,keep one's balanceで「バランスを保つ」…

ethicsとethnic

知り合いとの会話で「エシカル」とはなんぞや?という話題が出たのでまとめます。 まずethicsとethnicを区別して覚えましょう。 (1)ethics「倫理学」「倫理」 →ethical「倫理上の,道徳的な」(類.moral) 「エシカル」とはこれのことですね。 (2)eth…

as it were「言わば」とwhat they call「いわゆる」──意味,用法の違い

似ているが細かい違いがあるas it wereとwhat they callの違いを整理します。適切な方を使えるようにしましょう。 (1)as it were = so to speak「言わば」 as it wereはitにwereを使っていることから仮定法です。「言わば」とは「仮に(語弊を恐れず)(…

much+比較級とeven+比較級の違い

「much+比較級」と「even+比較級」はともに〈比較の強調〉と紹介されることがありますが,本質は違います。 (1)much+比較級「はるかに……」 「much+比較級」の本質は「差が大」ということです。身長180cmの人は身長150cmの人よりmuch tallerですね。mu…

carve,curve,carb,curb────どれが一番難しい語?

carve,curve,carb,curb,4つの中でどれが一番簡単(基本的)な語で,どれが一番難しい(マイナーな)語でしょうか?基本的と思われる順に解説します。 (1) curve「曲線,カーブ(する)」 これが一番基本的な語ですね。carveかcurveか分からなくなったら…

not to mention Nとnot to say N────似て非なる意味

not to mention Nは「Nは言うまでもなく」という意味です。 He can speak French, not to mention English.「彼はフランス語が話せる。英語は言うまでもないが」 このようにも言えます。 He can speak French, not to speak of English.「 同 上 」 He can s…

紛らわしい単語シリーズ5・6(casualとcausal,banishとvanish)(附.単語の混同には2種類ある)

単語の混同には「無意識の混同」と「意識した上での混同」があります。 ここでちょっとクイズを。早押しクイズで,以下の意味を問われたと思って答えてみて下さい。 ~~~~~~~~~~~~~ 以下の英語の意味を答えよ。 It’s worth noting that… ~~~…

dormとdome,scornとscone,cornとcone系まとめ

アイスクリームの「コーン」はcorn「トウモロコシ」ではなくcone「円錐」から来ています。車よけの「カラーコーン」と同じですね。 cornは /kɔːrn/ ※イギリス英語では“r”の音が混じらず /kɔːn/, coneは /koʊn/ ※イギリス英語では /kəʊn/です。 ※イギリス英…

superficial, superstitious, superfluous──「ガチで受験勉強してる」高校生に問いたいsuper-系3単語!

「今受験勉強を頑張っている」という高校生がいたら,「じゃあこれは知っているか」と聞くと良い単語です。 全部答えられたら相当頑張っていると言えるでしょう。 なおこの質問は,私が高校生の時に陸上部の先輩から「お前受験勉強頑張ってるか?それなら………

anything but Aとnothing but Aの区別(附.二重前置詞)

nationalとinternationalを混同したり,revolutionとevolutionが同じに見えるというのは頂けません。後半が同じでも,前半が明らかに違うのですから。 anything butとnothing butも途中から一緒ですが,前に着目すればany「どんな…も」とno「どんな…もない」…

紛らわしい単語シリーズ4(emphasizeとempathize)(附.語幹"path")

emphasizeに比べてempathizeはかなりマイナーな語のため,empathizeを「強調する」と訳してしまう人は多いでしょう。ここまで紛らわしい単語があるとは思わないから油断しますよね。 形態素(接頭辞・接尾辞・語幹)に分解すると区別は容易になります。 (1…

紛らわしい単語シリーズ3(cooperateとcorporate)(附.接頭辞"con")

前回の接頭辞"de"に続き,これまた鬼門の"con"です。 これも大別して2つの意味があるため厄介ですが,"de"のように「逆に思える2つの意味」ではないため,ましかも知れません。 ただ単語数がかなり多いので,「con-系は嫌だ('A`)」と思う人は多いのではな…

紛らわしい単語シリーズ2(despiteとdespise)(附.接頭辞"de","spec")

接頭辞"de"から始まる英単語は,単語を覚える人にとって鬼門の1つです。 "de"には大きく分けて (1)下降・分離のような意味……打消・否定的な意味になりがち (2)完全のような意味 ……強い意味になりがち の2つがあり,(1)(2)のイメージが食い違っ…

in no timeとat no timeの混同の避け方(附.否定語文頭倒置)

紛らわしく試験にも出やすい2表現の区別です。 先日のmake the most ofとmake the best ofはなんだかんだ言って意味に大差はないわけですが,今回は真逆に近い意味なので要注意です。 in no time「すぐに,まもなく」(soon, before long) at no time「いかな…

make the most ofとmake the best ofの混同の避け方

make the most of... もmake the best of... も「…を最大限に利用する」という意味がありますが, make the most of...「有利な条件を最大限に活用する」 make the best of...「不利な条件を何とか活かす,乗り切る」 というニュアンスの差があり区別が面倒…

紛らわしい単語シリーズ1(propositionとpreposition)

形態素(接頭辞・接尾辞・語幹)で英単語を覚えるのは有効な方法ですね。 例えばsyn, sym, syl, sysは「共・同」という意味を持ち,bioは「生」という意味を持ちますから, symbiosisは,たとえ英語に綴れなくても,英文読解時に「共生」の意味であると予測…

bring=「持って行く」,take=「連れて行く」は正しいか?(附.comeとgoの方向性の違い)

2019/12/9のブログで,bring「持ってくる」というのを紹介しました。 (how comeとwhyの違い,come aboutとbring aboutについて - フレイニャのブログ) そういえば,take「連れて行く」というのもありますよね。 では,bringは「物を」「持って行く」,take…

billion, trillionの覚え方

令和二年。あけましておめでとうございます。 アクセス解析を見たら僅かでも見て下さっている方がいるようなので,有り難い気持ちとともに追加です。 Final Fantasy XIVのブログサイトからも来て下さっているようですね。そちらにも英語の書き込みが数点あり…