2020/11/4の記事で subscribe to ...「……を定期購読する」に触れましたので,“scribe”「書く」を含んでいる単語を整理します。
scribble「走り書き(殴り書き,落書き)する」
→scribbler「走り書きする人,下手な作家,(カナダ英語)自由帳」
「自由帳」って面白いですね。「本当にそんな意味あるの?」と思ったら「グーグル画像検索」がおすすめです。scribbler でグーグル画像検索すると,ノート的なものや,電子メモ帳のようなものがちらほら見えます。
scribe「書記官,写本を作る人」
ウルティマオンラインに Scribe という職業の人がいたと思います。印刷術がなければ,手書きで本を写すしかありませんね。
script「原稿,台本,筆跡」→scriptwriter「台本作家」
形態素 “scribe” の名詞の形は “script(ion)” です。
manuscript「手書き,原稿」
語源的には「手書き」ですが,タイプライターやワープロで作った「原稿」も指します。
inscribe「刻む,刻印する,(心に)刻み込む,(数学)内接する」
「中に(in)」+「書く」
prescribe「(薬を)処方する,規定する,指示する」
「予め(pre)」+「書く」で「指示する」です。大学受験でも重要語です。
★subscribe「署名する,定期購読する」
文書の「下に(sub)」+「書く」から「署名する」→「契約する」→「定期購読する」と発展しました。これも大学受験重要単語です。「subscribe to 雑誌名」のように to を介します。名詞形は subscription「購読,購読料」です。「サブスクリプション(サブスク)」は雑誌のみならずネットのコンテンツにも使われる語ですね。
ascribe「せいにする,帰する」
attribute A to B で「AをBのせいにする」「AをBの作品とみなす」というのがあるんですが,ascribe A to B も同様の意味です。
describe「言葉で説明する,叙述する」
“de” には「はっきりと」の意があります(definite)。この describe が一番重要かも知れませんね。名詞形は description。beyond description は「言葉では言い尽くせない,筆舌に尽くしがたい」です。
proscribe「禁止する」
これは prescribe と間違いやすいし,覚えなくていいかもです(´∀`;) 覚える場合は,prohibit「禁止する」と関連付けましょう。
conscribe「強制的にリストに入れる,徴兵する」
「強調の con」+「書く」です。conscription は「徴兵制度」という意味です。
postscript「追伸 (PS),あとがき」
“post” は「後ろ」という意味です(posterity「後世の人々」,postpone「延期する」)
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script,manuscript,postscript は頭に入りやすいと思います。最重要の describe「叙述する」と prescribe「処方する」,subscribe「購読する」をしっかり覚え,余裕があれば ascribe「せいにする」と scribble「殴り書きする」も覚えておきましょう。