フレイニャのブログ

new!!→【ガチ英文法解説】カテゴリ創設! 元鉄緑会社員兼講師の英語・ゲームブログです。ツイッターの相互フォローと,英文法・英単語の質問を(ガチで)募集中です。質問・ミス指摘はコメント欄か,こちらにお願いします→ kfreynya@gmail.com

“ben”「良い」と“mal”「悪い」

benevolent「善意の,慈善の」

malevolent「悪意ある」

のように,“ben”「善」,“mal”「悪」は対になる接頭辞(形態素)です。

(1)“ben”「善」

bonjourやbuenos dias,buon giornoと同様で,“ben”はgoodの意味です。bonus「ボーナス」は「よいもの」が原義みたいですね。

benefit「利益(を得る)」

→beneficial「有益な」 ※FF14占星術師の「ベネフィク」(HP回復)の元

benediction「祝福」 ※FF14白魔道士の「ベネディクション」は詠唱時間無しでHPを全回復するという神スキル

benign「優しい,害のない,良性の」 ※バナイン /bənáɪn/

(2)“mal”「悪」

maleficent「有害な」 ※FF14占星術師の「マレフィク」(魔法攻撃)の元

malice「悪意(spite)」 ※グラブルの「ティアマト・マリス」らの元

→malicious「悪意ある(spiteful)」

malign「有害な」 ※マライン /məláɪn/

malignant「悪性の,悪意ある」 ※マリグナント /məlɪ́ɡnənt/

dismal「陰気な」 ※disは否定の接頭辞と思いきや,「日(day)」という意味。malの方があとになっているのはラテン系の語順が語源のため

malady「弊害」

malaria「マラリア」 ※ariaairとのこと

malcontent「不満の(discontent)」 ※content「満足した」+mal

malnutrition「栄養失調」 ※nutrition「栄養」+mal

maltreat「虐待する,冷遇する(illtreat)」 ※treat「扱う」+mal

malwareマルウェア」 ※malicious software「悪意あるソフトウェア」より

 

ben-系よりmal-系の方が多いのは,やはり何か問題があるときのほうがいろいろ考えたり話すからでしょうか。「悪意ないソフトウェア」というのは,それは普通のソフトウェアですからね笑

 


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