古文・漢文シリーズ
ウィキペディアは『源氏物語』各帖のあらすじを書いてくれているので,まとめていきます(青空文庫に入っている与謝野晶子の訳を見て補足した部分もあります) ↓この記事のアイキャッチ画像は以下の記事にあります ja.wikipedia.org 1 桐壺 きりつぼ 桐壺更…
「○○って△△の子だよね」「○○って,確か生霊になっちゃった人?」(あとは詳しく知らないけれど)と最低限いなすことができることが目標です。全く知らない人やあやふやな人向けです。参考資料は例によってウィキペディアです ■桐壺帝(きりつぼてい) 光源氏…
絶句は四句。起承転結がある 律詩は八句 一句が五文字なら五言(五言絶句・五言律詩) 一句が七文字なら七言(七言絶句・七言律詩) 五言絶句:二・四の句で韻を踏む 五言律詩:二・四・六・八の句で韻を踏む 七言絶句:一・二・四の句で韻を踏む 七言律詩:…
『更級日記』かわいい猫にゃんの回に続き,今回は「ねんがんの げんじものがたりをてにいれたぞ!」を読んで勉強します。 ja.wikisource.org かくのみ思ひ屈(くん)じたる(ふさぎ込んでいるの)を、心も慰めむ(私の心を慰めよう)と心ぐるしがりて(気づか…
前回は『源氏物語』をやっていましたが,『更級日記』にかわいい猫にゃんが出てくる話があるのに飛びつきました。「ウィキソース」に2種類の原文があります。 ja.wikisource.org ja.wikisource.org 花の咲き散る折(季節)毎に、乳母なくなりし折ぞかし(季…
前回に引き続き,『源氏物語』第1帖「桐壺」の続きです。 一の皇子(第一皇子)は、右大臣の女御の御腹にて、寄せ(後見・後ろ盾;期待・信頼;ゆかり)重く、疑ひなき儲の君(皇太子,東宮)と、世にもてかしづき(大切に育て)きこゆれ(申し上げ)ど、こ…
実際の文章を読んで古文の勉強シリーズです。前回の『枕草子』に続き,今回は『源氏物語』に挑戦します 原文はウィキソースを利用します ja.wikisource.org ■桐壺帝が桐壺更衣を寵愛■ いづれの御時にか、女御(皇后,中宮に次ぐ妃)、更衣(女御に次ぐ妃)あ…
前回の前半では四段,ラ変,ナ変,サ変,カ変の5つの活用を見たので,今回は残りの上一段,下一段,上二段,下二段の4つを見ます。まずは属する動詞が少なくて覚えやすい上一段,下一段から見ます。 (6)上一段活用 現代語にも上一段活用はあるので,まず…
「『枕草子』第二段その2」の続きです。 三月。三日は、うらうらとのどかに照りたる(照っているのがよい)。桃の花の、いま(たった今;新たに)咲きはじむる(始めるのがよい)。柳など、をかしきこそさらなれ(言うまでもない)。それも、まだ繭にこもり…
現代日本語の動詞活用は五段(咲く→咲かない,蹴る→蹴らない),上一段(見る→見ない),下一段(逃げる→逃げない),サ変(する,愛する),カ変(来る)の5つと少なく,サ変とカ変は属する動詞も少ないし,サ変とカ変以外は「~ない」に続く時の形で判別で…
『宇治拾遺物語』かいもちエピソードに続き,4です。枕草子に戻ります。 == 十五日。節供(節句)まゐり(献上して)据ゑ(置き)、粥の木(粥をかきまわす棒,粥杖)ひき隠して、家の御たち・女房などの、うかがふを、「打たれじ」と用意して、常にうしろ…
まだまだ古文文法が身についていませんので,百人一首の有名なやつで古文文法を勉強し,経験を積めたらと思います。 百人一首77 崇徳院 瀬をはやみ岩にせかるる滝川のわれても末にあはむとぞ思ふ 「名詞+を+形容詞語幹+接尾語み」で「名詞が形容詞なので…
『枕草子』第二段その1に続き,3です。『枕草子』はまだ続けますが,ちょっと面白い文章に出会ったので脱線します。有名な話みたいですね。ウィキソースから原文を引きます。 == これも今はむかし。比叡の山に児(ちご)ありけり(いたそうだ)。 僧だち宵の…
『枕草子』第一段(春はあけぼの)に続いて第二段です。長いので何回かに分けます == ころは、正月・三月、四月・五月、七・八・九月、十一・二月。すべて、折につけつつ、一年ながらをかし。 2月,6月,10月以外が良いということですね。「すべて一年なが…
古文・漢文を勉強することを思い立ちました。そのきっかけについては,お察さないで下さい笑 まずは中学でもやる『枕草子』(清少納言)で勉強していきます。ウィキソースに(全部ではないようですが)原文があるのでこれを使います。 勉強のためなので,文…