ゲーム会社,ゲーム雑誌会社への転職を夢見ているフレイニャです笑
『アサシンクリード・ヴァルハラ』については以下の4本の記事を書いていますが,先日その大型DLC第2弾「パリ包囲戦」をクリアしました。
・アサシンクリードヴァルハラプレイリポート続き!(70時間)
・アサシンクリードヴァルハラ,イングランド制圧(130時間)
・『アサシンクリード・ヴァルハラ』アイルランドDLCクリア!
ウィキペディアを調べて驚いたのですが,実際にヴァイキングによる「パリ包囲戦」は2回起こっているようですね(記事の下方にリンクを貼っておきます)。歴史マニアならたまらない設定なんですね!
プレイ時間は十数時間でしたが,本編から数えて総プレイ時間190時間を突破しました。パリ篇DLCの謎がまだ残っているのと,チャレンジ(短剣で100体倒せなど)もやり込めば200時間は遊べるでしょう。
アイルランドDLCでは交易所を発展させダブリンの「名声」を上げる目標がありましたが,本DLCではシャルル肥満王に対する反乱軍を指揮して「悪名」を上げるコンテンツがあります。「近接部隊と行く」「遠隔部隊と行く」「ソロ任務」があり,貰った報酬トークンで部隊の増強やソロ時の性能強化ができます(新たに追加された防具などの買い物もできます)。初め部隊の強化が楽しくて,ストーリーほったらかしで延々やってしまいました。悪名は4でカンストしましたが,意外と早かったので5~6は欲しかったですね。
この「反乱軍の訓練」というのが強化のことです。悪名が上がると強化項目が増えます。
これがフランクの王,シャルル肥満王です。彼がイングランドに侵攻しないよう何とかするというのがストーリー目標です。
シャルル配下の実力者,オド伯。
こちらは味方のヴァイキング,シグフレッドと姪のトーカ。兄弟(トーカにとっては父)をフランク族に殺されている。
そしてこちらがパリです!やはり大都市ですね。画像上半分はセーヌ川の川中島,シテ島です。城壁に守られていますね。
フランスと言えば,フランス革命時代が舞台の『アサシンクリード・ユニティ』がありました。この暗殺任務の画面は『ユニティ』を意識したものでしょうか。
もちろんベースは『アサクリヴァルハラ』なので集団戦があります。右端のシグフレッドと共に襲撃を仕掛けるシーン。NPC仲間との集団戦はワクワクしますね!本編同様の,物資を奪うヴァイキング襲撃もあります。
チャレンジには「短剣で100体倒す」「大鎌で100体倒す」が加わっています。大鎌は従来の鎌と違い,両手持ちの鎌です。もちろん二刀流スキルで「右手大鎌,左手槍」なんてのもできます。
なお「チャレンジ」はセーブ画面の「UBISOFT CONNECT」から行けます。
これが大鎌です。なかなかでかいですね。
こちら短剣のジュワユーズです。カール大帝(シャルルマーニュ)の剣ですね。FF11でも名剣でした(カリュブディスが落とす)。ジュワユーズその他の神話・伝説上の武器については以下の記事もご覧ください。
引っ越ししたため久々のプレイなのですが,「イズンの心」という有用なスキルが加わっていました。「パリDLC」とは無関係に,アップデートによる追加っぽいですね。
さてストーリーは武断路線でシャルルを屈服させるか,友好路線を取るかみたいな選択がありますが,どのみちパリ包囲戦は起こりそうですね。タイトルですし。
パリ包囲戦の一環,エーベルズ戦。こちら戦闘力448に対し戦闘力498という強敵。画像はエーベルズに吹っ飛ばされているが,ゲイ・ボルグの雷がエーベルズを打ち据えているシーン。ゲイ・ボルグがあれば負ける気がしません(アイルランドDLCの報酬です)
こちらは謎(サブクエスト)で戦うゲルスインダ。当時戦闘力456でしたが,彼女は506でした。馬上にいるので当たりづらく,距離を取ろうとするので接近が難しいし,投槍まで放ってくるので強敵でした。しかしこちらも鍛錬を積んでいるので,すぐやられるほどではなく,倒すのに難儀するといった程度です。
史実との関係について
上のようにウィキペディアには2回の「パリ包囲戦」が載っています。この記事で見たように,本作は877年という年号が見えますので,845年のパリ包囲戦は関係ないでしょう。そこで885-886年の方の記事を読むと,「パリ伯ウードの名声を高め」たとあります。これ,本DLCに登場するオド伯のことではないでしょうか!
では,シャルル肥満王はいたのでしょうか!? 実はいました!
このフランク王カール3世が「肥満王」と呼ばれていました。ちゃんと史実も踏まえていたのですね。感心しました。なお「パリ包囲戦(885-886年)」の記事には「パリ司教ゴズラン」「(ヴァイキングの)シーフリズ」という名が見えます。ゴズランはゲームに登場するし,シーフリズとはシグフレッドのことでしょう。
本DLCはマルチエンディングだったのだろうか?
実情は分からないのですが,もしかしたらマルチEDかもしれないと思わせる節がありました。私はシャルル肥満王を倒し,その結果オド伯が後を継ぐといった終わり方を見せていました(史実でもウードが西フランクの次代となっています)が,ゲームでは「シャルルを倒すか助ける」という選択が出ていたんです。助け方が分からずに倒してしまいましたが,彼にはいかにも利発そうな息子がおり(史実でも庶子のベルンハルトがいたとある),もし助けたら息子が後を継ぐというエンディングだったのかな?とも思いました。もシャルルを倒さないエンディングを迎えた人がいたらコメント欄で教えてください。
さいごに
いかがでしたでしょうか?本DLCは雰囲気抜群だったアイルランド篇にはストーリー・雰囲気は負けますが,実は史実を踏まえていたことがプレイ後に判明し(笑),戦闘力500並の強敵と戦えるのが面白かったです。チャレンジには「鎌で倒す(DLC1)」「大鎌で倒す(DLC2)」「短剣で倒す(DLC2)」「連接棍で倒す(期間限定)」がありで,いつもの「両手槍二刀流」以外でも戦闘をすることになったので,新鮮で楽しかったです。
暗殺プレイも無双プレイも楽しめる『アサクリヴァルハラ』は本当に名作です!
最後に幾つか画像をお楽しみ下さい。