フレイニャのブログ

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『ウィッチャー』英単語ノートその8

ウィッチャー小説

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『ウィッチャー』原作小説を読み,お役に立ちそうor面白そうな単語を紹介するコーナーです。その7はこちら

 

(71) siege「包囲(戦),籠城,執拗な説得」

元は「包囲戦」で,そこから「報道陣に取り囲まれること」などが比喩として派生しました。小説ではthe siege of Chintra「シントラ攻囲戦」の形で使われています。

ウルティマオンラインUO)」というMMORPGではSiege Perilous「シージ・ペリラス」というハードコアユーザー向けシャード(ワールド,サーバー)がありました。この由来は「アーサー王伝説」で,魔道士マーリンのために空けておかれた円卓の空席の意味だそうです。実は元はsiegeはseatの意味だったらしく,Siege Perilousは「危ない(空)席」という意味ですね。

勝手にゲラルトとシリラの運命を空想している町人(実は前回登場したjourneyman)が,「シントラ攻囲戦の折にシリラは母親に,ニルフガードの手に落ちるくらいならと殺された」と妄想しています。これは誤りで,シリラはこんな所で死にません。

 

(72) It wasn't like that. / It isn't like that.「そんなんじゃねぇ」

こういう言い方があるんですね。前項の遍歴職人の妄想に対し反論する言葉です。最後にat allを付けて強調です。しかし反論した者も,「シリラはシントラの虐殺の折に殺されたんだ」と全くのデタラメですw

 

(73) reproach「非難(する),叱責(する)」

scold「叱る」は「親や先生が子どもに」といった「上から目線の」語であるため,対等の者同士で叱るときは「非難する」が良いと教わりました。reproachがその1つです。なおapproach「接近」するに似ており,「近づく」のイメージから「責める」のイメージを掴んで下さい。

 

(74) maim「重傷を負わせる」

hurt, injure, wound「傷つける,怪我を負わせる」+seriously「深刻に」ということですね。at least thirty thousand were maimed or killed「最低でも3万が重傷を負うか戦死した」と述べています。main「メイム」はFF14の戦士(斧術士)のアクションとして登場します。

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(75) capitulate「降伏する,抵抗しない」

これは難語で,surrender「降伏する」という語がありますね。“capit”には「頭・首」の含意がありますが(capital「大文字,首都,資本」),「首を差し出す」が語源のようです。 

 

(76) yoke「軛(くびき)」

地名のYork「ヨーク」と混同注意です。the Nilfgaadian yoke「ニルフガードの軛」とは「ニルフガードの支配」ですね。yokeは発音とともに以下の記事で紹介しています。

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(77) come in handy「役に立つ」

handyは「手元にあって便利な,使いやすい」という意味です。形容詞がinの後にあるのは変ですが,定形表現です。さらに言えばinの目的語にhandyがなっているのではなく,handyなものとしてcome inしてくる(入ってくる)という意味がと思われます。

come home tired「疲れた状態で帰宅する」

come in handy「handyな状態で入ってくる」

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(78) Mark my words. = Mark what I say. = Mark you.「覚えておきなさい,いいですか」

やや古い表現で,現代英語では Mind you. 一択で良いでしょう。

 

(79) illiterate「読み書きできない,無教養の」

literate「読み書きできる,教養のある」に否定の接頭辞“il-”が付いた形です。その名詞形literacy「読み書き能力,教養」は「リテラシー」として日本語に定着しています。

 

(80) contempt「軽蔑」

tempt「誘惑する」は動詞ですがcontemptは名詞です。文中ではThe Time of Contempt will come「軽蔑の時は近い」と言っています。『ウィッチャー3』オープニングの「〈狂乱と蔑視の時〉はすぐそこに迫っている!」というセリフが思い出されますね。

↓このセリフは下の動画の3分15秒で見られます。

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316ページ中の17ページまで来ました。今だに,ダンデリオンの演奏を受けた町人たちの長い議論の最中です。ニルフガードの攻撃を受けて,我々はこれからどうなるのだ? という議論です。

 

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