Netflix版ドラマ『ウィッチャー』を見て役に立ちそうor面白そうな英語表現を覚えるコーナーです。その3はこちら。
(1) So I keep getting told.「そう言われ続けている」
keep Ving「V し続ける」+get told「言われる(be told)」。レンフリはゲラルトに「the lesser evil だから」とストレゴボルを殺害するよう依頼しますが,ストレゴボルもゲラルトに「the lesser evil だから」とレンフリを殺害するよう依頼していたのでした。
(2) How am I to know?「どうすれば私は分かる?」
この am to は〈可能の be to〉でしょう。How am I to know? = How can I know?
(3) When I'm upset, I swear.「腹を立てれば口汚いことも言う」
be upset「ひっくり返っている」は感情が転覆した状態ですが,よく「怒っている」の意味になります。swear は「誓う」と「罵る」があります。
(4) You're resentful of that burden.「あなたはその負担に怒っている」
be resentful of...「……に憤慨している」。動詞 resent の場合は resent O で「O に憤慨する」。前置詞は要りません。なお,re(繰り返し)+sent(感じる cf. sentiment)という成り立ちです。他にも con(同じく)+sent(感じる)で consent「同意する」
(5) Nilfgaard have made their way into the city.「ニルフガード軍が市街に入っている」
make one's way で「進む」。現在完了になっているので既にシントラの首都に入ってきています。
(6) How long will it hold?「どれくらい持つの?」 As long as I hold.「私(の魔力)が持つ間です」
ニルフガード軍が宮殿の門までやってきました。宮廷魔術師のマウスサックが門前に魔法障壁を出しています。彼が『ウィッチャー3』に出て来るエルミオンなのです。
(7) You know what Vesemir would say.「ヴェセミルの言葉を覚えているか」
ゲラルトがローチに語り掛けています。この would は would often V「よく V したものだ」の would です。would sometimes V「時々 V したものだ」,would always V「いつも V したものだ」にもなります。would だけの場合は他の would と要区別ですね。
後の方で She'd say...「彼女(私の母)は言ったものだわ」というレンフリの言葉もありました。
(8) play at being...「……ごっこをやる」
Witchers shouldn't play at being white knights.「ウィッチャーは騎士ごっこをすべきではない」。ヴェセミルの言葉だそうです。
(9) It took two strikes to kill him.「彼を殺すのに二撃を要した」「二撃で彼を斃した」
take「取る」→「必要とする」。以下の記事はこの take を使って「素質」を表現する方法を解説しています。
(10) vomited, and passed out「(彼女は)吐いて,そして気絶した」
vomit は「嘔吐する」。throw up や puke もあります。pass out は「失神する」(faint, fall unconscious, lose consciousness)
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まだエピソード1-1の途中です。
↓次回はこちら