ゲーム会社,ゲーム雑誌会社への転職を夢見ているフレイニャです笑
いやー,スカイリム,FF14,ドラゴンズドグマオンライン,ウィッチャー3と,様々なゲームを猿のようにやってきましたが,アサクリオデッセイ,ハマりましたね!
実はアサクリって,ミッションクリア型のアクションゲームだと思っていて,食わず嫌いだったんですよね。でもオデッセイはオープンワールドRPGだと知って,兄者さんの動画を少し見て面白そうだったので自分も買ってみて,最初はハマったのですが,暫くやって何となく放置してしまって,ウィッチャー3を2周した後,半年ぶりに再開したらまたハマって,ずっとやっています。レベルも18くらいで放置に入ったのですが,再開して半月ほどでレベル50を超えました。
何故放置したのか,何故再開したらまたハマったのか,その辺りにこのゲームを楽しむポイントが隠されているかもなので,このゲーム本来の魅力と並んで,楽しむ秘訣をお伝えできたらと思います。
(1)美しいギリシアの自然・移動の圧倒的自由
オープンワールド最大の魅力が美しい風景ですね。ギリシアの緑豊かな自然が堪能できます。ウィッチャー3のトゥサン,TES4オブリビオンのシロディールの自然を凌駕する美しさです。また海も非常に美しいです。
更にこのゲーム,恐らくはこのシリーズの際立った特色は,垂直方向の移動の自由性です。ちょっとした段差が越えられないとか,一定角度以上になると進めないとかはありません。垂直の崖・壁をどんどん超えられます。ホライゾンゼロドーンのように,分かりやすい出っ張りがあって,その決められたルートを登るのではなく,基本的にどこでも登れます。しかもよく見ると大雑把に登っているのではなく,引っ掛けられる所に手を引っ掛けています。
上の画像を見て下さい。アテナ像の「盾」部分から頭部目指して登っているのですが,よく見ると盾に彫られたフクロウの溝に手を掛けているのです!ただ登れるだけでなく,演出も細かいのです。
登る自由と同じように降りる自由もあります。高い所から飛んでも,×ボタン長押しで受け身を取ってくれます。馬に乗ったまま崖を降りることも可能です。
1つ些末な欠点を言うと,この移動の自由性のせいで無茶な移動をしてしまいます笑 道なりに迂回したりではなく,無理やり屋根を登って直線で進もうとしたりします。私が横着なのかもしれませんが笑
(2)広大なギリシア世界・無数の歴史的名所
これが最初のケファロニア島です。ウィッチャー3のホワイト・オーチャードのような位置づけと思っていいでしょう。船をゲットしてこの島を飛び出した時が本当の物語の始まりなのですが……
世界地図を開くと絶望的な広さが広がっています笑 北にはマケドニアの文字が見えますね。アッティカにはアテネがあります。更にこれと同じくらいの広さが南にあり,スパルタからクレタ島まであります。体感ではヴェレン(ウィッチャー3)の数倍ある気がしましたね。
なお水域の移動手段は (a)所有するアドレスティア号,(b)その辺にある小舟,(c)水泳(三次元水泳可能)。水泳には遠いがアドレスティア号を呼ぶほどではない場合,その辺に小舟があれば使いましょう。
(3)ハラハラドキドキの戦闘,そして無双プレイも!
アサクリと言えば(初めてこのシリーズをやるのですが)ステルスキル(アサシン系)ですが,弓プレイ(ハンター系),そして槍や斧での肉弾戦(ウォリアー系)も楽しめます。実は自分が放置してしまった理由の1つが「ステルスで殺していくのに時間がかかりすぎる」ことでした。茂みに隠れたりして1人ずつ仕留めていくのですが,一旦バレると「ワーッ!!」と敵が集まってきます。そこで「わーっ」と逃げ出して,敵の警戒が解けたらまた砦に近づき,ステルス開始。でまた「ワーッ!!」(発覚)「わーっ」(逃亡)の繰り返しで,砦の攻略に30分。こんな拠点が数百とあるのです。「こんな調子では時間が幾らあっても足らん」と億劫になってゲームから遠のいてしまいました。
でも半年ぶりに再開したとき,あることに気づいたのです。もちろんステルスキルで1人ずつ仕留めていけば安全ですが,バレて数人に囲まれても立ち回れることに気づいたのです。
・敵レベルは自分に応じて上がっていくが,こちらはアビリティを強化していくことで超人になっていく
・回避をうまく使えば囲まれても簡単には死なない
この2点のお蔭で,最初は2〜3人相手なら大丈夫,後には5〜6人に囲まれても大丈夫になり,「最初はステルスキルで忍び込むが,バレたらバレたで無双プレイもOK!」という事が分かったとき,自分にとって神ゲーになりました。
(4)しっくり来るボタン配置,戦闘の楽しさ
このゲームはボタン配置がよく考えられていると思います(PS4での説明になります)。まずボタンアサインが可能で,私は真・三國無双やウィッチャー3のような,□ボタン(小攻撃),△ボタン(大攻撃)が好きなのでそれに変えました。更に良かったのは,L1+○,△,□,×にアビリティを割り当てられるところです。これはドラゴンズドクマやFF14のようですね。更にパレットも切り替えて4つを超える数も割り当てられるのですが,私は集中して操作するために,戦闘アビリティは4つに絞りました。
・L1+△:ブルラッシュ。前方に突進します。気持ちんよか〜
・L1+○:スパルタキック。前方に蹴りを繰り出します。猪も軽く飛ぶほどで超気持ちいい〜
・L1+□:毒性攻撃。武器に毒を塗ります。
・L1+×:セカンドウインド。回復です。このゲームの良い所は回復薬が要らない点ですね。敵を倒しきり戦闘解除になれば,自然と体力が全快するのです!体力を回復するために回復薬を拾ったり買い込んだりする必要はなく,戦闘に集中できます。生き残れば良いのです!
またこれらのアビリティはレベル3まで強化でき,セカンドウインドは最大ライフの50%を回復でき,ブルラッシュも最後にでかい一撃を叩き込むようになります。ただしレベル3にするには槍レベル5にする必要があり,そのためにはコスモスの門徒を一定数倒さねばなりませんので,面倒臭がらずに倒していきましょう。またイカロス(鷲)の敵ちょっかい性能を上げるためにも,ロケーションのシンクロは面倒臭がらず行いましょう。
なおレベル50になるとアビリティポイントを使って槍ダメージ強化といった「リミット解除」的な強化ができるようになるので,余り多くのアビリティは取らないようにしました。盾持ちがうざいので最初は「シールドブレイク」も取っていたのですが,「ブルラッシュ」と「スパルタキック」があれば盾持ちにも有効です。3000ドラクマといった程度の安価でアビリティポイントの全振り直しができるので,レベル50になってから振り直してもOKです。
他にも考えられているボタン配置というのは
・十字ボタン右で武器変更(私は槍と斧です)
・十字ボタン左で矢を変更
となっている点ですね。右で武器リスト右に変え,左で武器リスト左に変えるのではなく,右だけで切り替えるのです(2種類しか選べないので)。その代わり左ボタンは矢の変更に使えるわけですね。また,
・十字ボタン右で武器を変更
・十字ボタン右長押しで松明に変更(また武器に戻すには十字ボタン右)
・十字ボタン下で口笛(ホライゾンゼロドーンのルアーコールのように敵を誘き寄せる)
・十字ボタン下長押しで馬呼び
・十字ボタン上でイカロス(鷲)索敵モード
・十字ボタン上長押しでアテナの眼(ウィッチャーの感覚のようなもの)
・パッドボタンでメニュー
・パッドボタン長押しで瞑想(時間帯を変える)
のように,長押しか普通押しかで機能を変えることで,ボタンの数が節約されているのもよく考えられていると思いました(たまにメニュー開こうとして瞑想してしまいますが)。暗殺は×ボタンを使うのですが,「クリティカルアサシン」を取ると×ボタン長押しで発動できるようになります。
なお,無双する時に是非活用してほしいのが回避(R2にしました)です。受け流し(L1+R1)もあるのですが,2種類あると集中できないので回避一択にしました。ジャスト回避に成功すると時間の流れが遅くなって敵を刺しまくりできたりするのですが,ジャスト回避も狙いません。弱攻撃,リキャを見ながらのアビリティ使用,敵との位置取りで精一杯です。回避は合間に適当に出しておきます。肉弾戦をやるのはたいてい対多人数ですから,適当に回避を押すだけでもたまに発動します。
一方,私はハンター系はほとんど伸ばしませんでした。もちろん極めたら面白いんだと思います。
(5)ドラマティックなストーリー,神話・伝説・古典を題材にしたクエスト
私はアサクリシリーズをやるのはこれが初めてなので,シリーズ特有の背景は分かりませんが,単純にギリシア時代に生まれた戦士が時代を生き抜く話ではないようですね。今作特有の話としては,ソクラテス(哲学者),ヘロドトス(歴史家),ペリクレス(政治家),デモクリトス(哲学者),アリストファネス(劇作家)といった,中学高校で習ったようなギリシア時代の偉人がたくさん出てきて,主人公におつかい頼み事をしてくる点も魅力ですね。
「ソクラテスの裁判」というクエストが未着手なのですが,「死んだら嫌だなぁ」と思って放置しています。なおソクラテスの声は立木文彦さんです(グラブルのバザラガや,カイジの「悔しいだがそれでいい」の人)。カサンドラの声は清水理沙さん。すごくイケメンな声です。
会話の選択肢でハートマークを選ぶとロマンスに近づけます。ティモセオスとリュキノスという兄弟のクエストがあるのですが,カサンドラの美貌で2人共たぶらかしてやりました笑
(6)最後に
まだまだ言い尽くせないほどありますが,長くなってきたのでこれくらいにします。このゲームは欠点はないと言っていいでしょう。あるとしたら「時間がかかりすぎる」ことだけです。最初は「いつ終わるんだこれ」と絶望するわ,船に乗ったら画面酔いするわ(笑)で敬遠してしまったアサクリオデッセイですが,久々に再開したら画面酔いもしなくなっていて,戦闘のコツも覚え,ほぼ満点に近いゲームとなっていました。強いて言えば無理に終わらせようとするとボリュームの大きさにうんざりするかもなので,気長に少しずつ楽しむことですね!いまセーブデータを見たら95時間になっていましたが(レベルは52),納得の行く数字です。みっちりやれば100時間は余裕で超えるゲームですね。
風景の美しさ,戦闘の楽しさ,多すぎるクエスト,存分に楽しんで下さい!
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↓動画を撮りました。最序盤です。
↓続きです
↓メインストーリークリアを受け,もう1本記事を書きました。
↓「アサシンクリード・ヴァルハラ」も始めてみました。