フレイニャのブログ

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Asgard Stories 3:地下で働かされるドワーフたち

Asgard Stories

第2回ユグドラシルラタトスクの話で終わっていました)に引き続き,第3回となります。4/5(日)を予定して下書きまで完成していましたが,忘れてゲームの記事をupしてしまったので,日付が変わった4/6(月)にup致しました。

英語には興味はないが北欧神話には興味があるという方は,和訳(斜体にしています)と,Wikipediaで調べた注釈の部分だけ読んでいって下さい。

The gods and goddesses, all together, were called the Æsir, and the chief and father of them all was Odin. His lofty throne rose high in the midst of Asgard, the sacred city, which the gods had built for their beautiful home. From Asgard, arching over and down to the lower world, was a rainbow bridge, called Bifröst—“the trembling bridge”; upon this the dwellers in Asgard could travel every day, all except the mighty Thor. His thunder chariot was too heavy for “the trembling bridge,” so he had to go around a longer way.

神族に属する男神や女神は皆エーシルと呼ばれ,彼ら皆の首長で父親はオーディンでした。オーディンの非常に高い玉座はアースガルズの真ん中に聳えました。アースガルズは神聖な都市で,エーシル達が美しい住居のために建設したものでした。アースガルズからは,下界を跨ぎ,また下界へと向かって,ビフロスト(揺れる橋)と呼ばれる虹の橋が架かっていました。アースガルズの神族は毎日この橋を渡って移動することができましたが,力強きトールだけは例外でした。トールの雷鳴を出す戦車は「揺れる橋」には重すぎたので,彼は遠回りをしなければなりませんでした。

Æsir(エーシル)とは「アース神族」のことですね。虹の橋「ビフロスト」の近くにはヘイムダルがいて見張り番をしていますが,名前はまだ出てきていませんね。トールが「マイティ・ソー」の呼び名で出てきています。

 

After the gods had made men and women, and had taught them to dwell on the earth, in the world of Midgard, Odin looked forth one morning from his heavenly seat, to see what further work was waiting for his helping hand. He noticed, far away below him, a race of small beings, some of them busy, doing mischievous deeds, while others sat idle, doing nothing. Odin sent for all these little people to come to him, and when they had reached Asgard, and were admitted to his palace of Gladsheim, they entered the great judgment hall, where they found all the Æsir sitting, with Father Odin at their head.

神族が人間の男女を造り,地上,ミズガルズの世界に住むよう教えたあと,オーディンはある朝,天の玉座から外を見て,更にどんな仕事が自分の助けを待っているか確かめました。オーディンは遥か下で小さな生き物の種族が,悪戯をするのに忙しかったり,何もせずにだらだらと座ったりしているのに目を留めました。オーディンは使いをやってこれらの小人を自分のもとへ来させ,彼らがアースガルズに辿り着き,グラズヘイムの宮殿への入殿を認められると,彼らは審判の大広間に入りました。そこには父なるオーディンを筆頭に,全てのエーシル達がいました。

see what... で「何……か確かめる」です。

send for... は「…を呼びに使いをやる」です。

admitは「行動の許可(permit, allow)」でなく「入場の許可,事実の認容」を表すことに注意です。

 

The little people waited in a crowd near the door, wondering what was going to happen to them, while Hermod, the messenger of the gods, ran to his master to say that they had come. Then the Allfather spoke to the little dwarfs about their evil deeds among men, and he told the naughtiest ones that they must go and live down underground, and look after the great furnace fire in the middle of the earth, to keep it always burning.

小人達は自分たちの身に何が起こるのだろうと思いながら戸口にかたまって立っていましたが,神々の使いであるヘルモーズは小人たちの到着を主人に伝えに走りました。すると父なる神は小人達に,人間に対して悪さをしていることを話し,特に行儀の悪そうな者たちに,地下世界へ行って,地球の中心にあるかまどの大きな火が消えぬよう見張っておけと命令しました。

ヘルモーズオーディンの子どもです。あ,全員子どもでしたね。後にある理由でヘルの下へ遣わされることになります。

naughtyは「わんぱく者の,いたずら者の」という意味です。「エロい」という意味もありました。

 

Some must get coal to feed the fire, and others still were to have charge of the gold, and silver, and precious stones, under the rocks. Not one of these busy dwarfs must ever appear during the day; only by night might they venture to leave their tasks.

火を絶やさぬようにするために石炭を取りに行かねばならぬ者もいれば,岩の下の金銀・宝石を管理しなければならない者もいました。これらの忙しい小人達は,日中は決して地中から出てはならず,敢えて仕事を離れるにしても,夜間のみに限られていました。

stillには「依然として,それでもなお」という意味もありますが,今回のothers stillは,still others「更に別のものたちは」と同じと解釈しました。

were toはここでは〈義務のbe to〉ですね。他に〈予定〉〈運命〉〈可能〉〈意図〉があり,順に「ぎ・よ・う・か・い」(=業界)で語呂合わせで覚えています。

must everは,前にNotがあるのでmust neverと同義,「決して……してはならない」ですね。

appear「現れる」は,文脈に照らして「地中から地上に現れる」と解釈しました。

by nightは,at nightとも言いますが,by day「昼は」,by night「夜は」と対比で使われ得ます。

・onlyから始まっているので倒置が起こっています。they might venture only by night→only by night might they venture

 

まだ世界の成り立ちを語っている最中のはずですが,結構細かい話になっていますね。次回,また別の「小人たち」が働かされますが,誰でしょうか?

次回は4/12(日)辺りを予定しています。

 


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