フレイニャのブログ

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millionsに関する英語と日本語の感覚のずれ

(1)まず頭の体操

He has many books in his house.彼の家にはたくさんの本がある」と言う時,彼は何冊くらい本を持っているでしょうか?

「5,6冊かな?」と言う人は少ないでしょう。

「50〜60冊?」「100冊以上あるかも」と言う人が多いのではないでしょうか。

 

(2)本論

English is spoken by millions of people.

という文は普通によく見る文ですが,「何百万もの人々に話されている」では事実と合致しませんよね。アメリカだけでも3億です。イギリスで6千万,オーストラリア2500万,ニュージーランド500万。カナダの英語母語話者は3800万の6割弱。ということで数億人が英語を母語としているわけです。だから English is spoken by millions of people. という文は事実に鑑みて「何億人もの人々に話されている」と訳すべきです。これは言語的にもおかしなことではありません。

English is spoken by millions of people.

は,

English is spoken by many millions of people.

という意味です。そして(1)で見た通り,manyは「2〜9」ではありません。50,60,100だって意味するんです。500だって1,000だって意味しうるでしょう。

英語ではmillion「百万」の次はbillion「十億」です。

English is spoken by billions of people. と言うとちょっと多すぎるので,English is spoken by millions of people. となるのです。

 

要するにちょうど「億」を表す単位語が英語にないためにmillions ofとなるのです。

ところで英作文では,あえてmillion「百万」とbillion「十億」の間の単位を正確に表すことでアピールする方法があります。それがtens of millions ofhundreds of millions ofです。

 millons of...「何百万もの」

<tens of millions of...「何千万もの」

<hundreds of millions of...「何億もの」

<billions of...「何十億もの」

必要に応じてtens of millions of,hundreds of millions ofを使うことでアピールできると同時に,語数指定英作文で2語多く稼ぐことができますよ!「何百億もの」はtens of billions of... ということになりますね。

 

なおそもそものmillion「百万」,billion「十億」,trillion「一兆」を覚える方法,忘れても思い出す方法は以下の記事で解説しています。「あの辺ややこしいんだよな……」と思う人は是非ご一読下さい。

www.freynya.com

 

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