『ウィッチャー』原作小説を読み,お役に立ちそうor面白そうな単語を紹介するコーナーです。その21はこちら。
(211) infernal「ひどい,いまいましい,地獄の」
inferno「地獄,灼熱,猛火」から連想しましょう。
(212) feline /fíːlaɪn/「ネコ科の,猫のような」
「フィーライン」ですね。「イヌ科の」は canine /kéɪnaɪn/「ケイナイン」です。強勢は共に第一音節です。なお,ウィッチャーが猫目だという文脈ではなく,シリラの身のこなしが猫のように優雅だという文脈で使われていました。
(213) fig「イチジク;ほんの僅かなもの」
not give a fig for O「Oに何の興味を示さない」の形で使われていました。主にイギリス英語です。
(214) porridge「(朝食用)おかゆ;刑期」
朝が来ています。「刑期」の意は「おかゆ」を食べさせられることからでしょう(イギリス英語)
(215) devoid of...「……を欠いて」
重要語ですが,avoid「避ける」,void「空虚」などから,推測しやすいでしょう。
(216) knack /næk/「こつ,特技;癖」
have a knack for O「Oのこつを知っている」。ヴェセミルが下手に作ったシリラ用の衣服を,裁縫の「コツを知っている」トリスが作り直してあげるそうです。
(217) yuk! /jʌk/「うへっ」
嫌悪・拒絶を表す間投詞です。yuck,yikesもあります。
(218) that...「それほど……」
副詞のthatです。I'm not that talented. は I'm not so talented. と理解して概ね問題ないですが,thatの方が指示性が強い(何かを指している)です。
なお this... もあります。『ダンス・レボリューション』でジェシカ・アルバが this big「(あなたは人間として)こんなにちっちゃい」と言う時,人差指と親指で1インチほどの大きさを作っていました。
(219) change into...「……に着替える;……に変化する」
「着替える」なのか「変化する」なのかは,普通文脈で判別できるでしょう。
(220) reflex「反射神経」
面白いことにシリラのセリフの中で lefrex になっています。幼いので言葉を間違えて覚えているのでしょう。トリスは特に間違いを指摘せずに聞いています。
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