『ウィッチャー』原作小説を読み,お役に立ちそうor面白そうな単語を紹介するコーナーです。その41はこちら。第5章に入ります。
(411) pheasant「雉(キジ)」
/feznt/ と発音。h が無くなった peasant /peznt/ は「小作農,農民,百姓」です。
(412) eddy「渦を巻く(swirl)」
ゲラルトは船に乗っています。楽天の Edy はユーロ,ドル,円の頭文字から来ている
(413) milk tooth「乳歯」(複数milk teeth)
baby tooth とも。
(414) quill「羽ペン,鵞(が)ペン」
ゲラルトは船の上で,シリラからの手紙を読んでいます。書いている途中で羽ペンが折れたので交換したとシリラは書いています。/kwɪl/ と発音するため,kill と同音ではない。
(415) skipper「船長,機長,主将」
「スキップ(skip)する人」とたまたま同綴りなだけで,この skipper は ship と同根です。
(416) prow「船首,舳先(へさき),機首」
bow /baʊ/,stem とも。stern は「船尾,艫(とも)」。/praʊ/ と発音し,/proʊ/ は(廃)
(417) amidships「船の中央部に」
海事用語。船の中央部に馬たちが押し込まれているようです。
(418) water lilies「睡蓮」
船首が睡蓮の中をかき分けて行ったと描写しています。のちに nenuphar(s) という言い換えでも登場しました。
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(419) peep「覗く,姿を現す」
peep と言えば「覗く」ですが,「覗かせる」即ち「姿を現す」の意味でも使われます。「太陽が水平線の上に姿を現す」などです。
↓ゴディバ夫人の裸身を覗き見たというピーピング・トム
(420) entice「誘惑する」
entice O to-V「O をそそのかして V させる」
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ゲラルトが船に乗っている状況で終わりました。どこに向かっているのでしょうか。
↓次回はこちら