ファイナルファンタジーで「ファイア」や「ポイズン」ではなく「インビンシブル」や「レクイエスカット」のような高レベルの単語を覚えていこうという企画でごニャいます(/`ω´)/
ナイト Paladin 続き
(12)クレメンシーClemency(HP回復)
clemency「温情,慈悲(mercy)」 ※「助けてクレメンシー」とでも覚えますか
(13)ロイヤルアソリティRoyal Authority(物理攻撃)
royal authority「王家の権威(威光)」 ※loyalは「忠実な」
※「オーソリティ」ではなく「アソリティ」と訳されているが,イギリス英語が/ɔːθɔ́rəti/なのに対しアメリカ英語は/əθɔ́ːrəti/。英米で伸ばすところが違いますね
(14)インターベンションIntervention(仲間一人のダメージ軽減),インターヴィーンIntervene(対称に急接近して攻撃)
interveneは「間に(inter)来る(vene)」で「介入する,割り込む」。その名詞形がintervention。“ven”「行く・来る」は2020/3/31の記事で解説
(15)レクイエスカットRequiescat(魔法攻撃)
requiescat in pace「安らかに眠れ」(RIP, rest in peace)
(16)パッセージ・オブ・アームズPassage of Arms(ブロックシールド展開)
フランス語でpas d'armes(パ・ダルム)と訳される場合は14-15世紀の騎士の試合。フランス語でpasse d'armses(パス・ダルム)と訳される場合は「撃ち合い,殴り合い,決闘」。FF14フランス語版ではpasse d'armesとなっているので後者か
(17)ロイエAtonement(物理攻撃)
atonement「贖罪」。ドイツ語のReueは「後悔」。ただしドイツ語版・フランス語版FF14ではこの技はAbsolution「赦免」で「ロイエ」と言っているのは日本語版のみ?
(18)コンフィテオルConfiteor(範囲魔法攻撃)
Confiteor「告白の祈り」罪の告白の最初の言葉?
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いやー難しい語が多いですね……笑 ナイトが終わったのでタンクロールの共通アクションを見ます。
(19)ランパートRampart(被ダメージ軽減)
rampart「城壁」
(20)挑発Provoke(自分が対象の敵対心一位となる)
provoke「挑発する」。ゲーム用語では単にvokeとも。「( ゚Д゚)ヴォケ!!」と挑発するが覚えやすいがpro(前方へ)+voke(呼ぶ)である。
★provokeは「挑発する」のほか「〈感情〉を呼び起こす」が重要で,1990年度東京大学入試第4問の下線部和訳でもろに出題されています。目的語はtearsで「涙を引き起こす」→「泣かせる,涙を誘う」でした。
(21)インタージェクトInterject(対象の行動を中断させる)
interject「言葉を不意に差し挟む」。inter(間に)+ject(投げる)
interjectionは「間投詞」。「間(inter)+投(ject)」と直訳したのですね。
(22)リプライザルReprisal(周囲の与ダメージ軽減)
reprisal「報復」。surpriseはsur(上から)prise(掴む)で「驚かす」。reprisalはpris(掴み)+re(返す)で「報復」
(23)シャークShirk(自分の敵対心を味方になすりつける)
shirk「(責任を)逃れる」 ※「鮫」はsharkなので注意
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次回は戦士に入ります。
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