グランブルーファンタジーで英単語を覚えていくコーナーです。「グラブルで英単語!(11)」の続きです。
奥義:ノーブル・エクスキューションNoble Execution
noble「気高い,貴族の」
execution「実行→執行→処刑」
1アビ:ブルームーンBlue Moon
参考:once in a blue moon「たまに,極稀に」(blue moon「長い間」)
2アビ:ケーニヒシルトKni Shilt
König「王(king)」
Schild「盾(shield)」
3アビ:ソード・オブ・リュミエールSword of Lumiel
Lumiel(固有名詞)
luminous「光り輝く,明るい」,illumination「照明」など,「光」を意味していると思われる
シャルロッテはドワーフとかハーフリング,ララフェルのような身長の低いハーヴィンという種族で,身長を稼ぐために背の高い王冠を被っています(意味はなさそうですが)
ドランクDrang(水SSR)
奥義:ナインス・アワーUnhappy Hour
2アビ:マヌーバ・スイッチSwitcheroo
switcheroo /swɪ̀tʃərúː/「どんでん返し」
maneuver,manoeuvre /mənúːvər/「策略,巧みな操作」
※“man(u)”は「手」を意味します(manuscript,manual)
3アビ:インタラプト・トラップFool You Thrice
fool「騙す,ふざける」
thrice /θraɪs/「3度,3回」(cf. once, twice)
※thriceはやや古めかしく,普通はthree timesです。
interrupt「妨害する,中断させる」
「トリック」,switcheroo,「トラップ」など,トリッキーな動きをする俊敏なキャラという設定です。なおDrangとはSturm und Drang「疾風怒濤」のDrang「圧力,衝動」に当たります。ドイツ語ではBerg(ベルク)「山」,Burg(ブルク)「城砦」,Krieg(クリーク)「戦争」のように語末の-gは「ク」と発音しますが,-ngの場合は英語と同じく /ŋ/ であり,例えば「ギルド」に当たるドイツ語のInnungは普通「イヌング」と表記されます。Drangを「ドランク」を表記するのは英語のbeingを「ビーインク」と表記するようなものなので,「ドラング」で良かったのかなとも思いますが,名前の響きとしては「ドランク」の方がいいのかもしれませんね。実際 /ŋ/ は「グ」を言う寸前で止めるので,はっきり「〜〜グ」と書くのも本当は正確ではないわけです。
↓18世紀ドイツの文学運動「疾風怒濤」
リーシャLecia(水SSR)
奥義:デイブレイク・ソードDaybreak Sword / レイディアント・オーダーRadiant Order
daybreak「夜明け」
radiant「光を放つ,放射の;輝く,幸せそうな」
order「秩序,命令,注文,騎士団」
1アビ:牽制射撃Suppressive Fire
suppress「抑圧する,制圧する」→suppressive(形容詞)
2アビ:強襲射撃Anti-Armor Barrage
barrage「弾幕,集中砲火,(質問の)集中攻撃」
3アビ:パラヴェルムPara Bellum
Si vis pacem, para bellum「汝平和を欲さば戦への備えをせよ」より。
※siはラテン語やフランス語で“if”
※visはラテン語で“want, wish”(volo)の2人称の形
※pacemはラテン語で“peace”(pax)の対格(目的格)cf.「パクス・ロマーナ」
※paraはラテン語で“prepare, arrange”(paro)の2人称の形
※bellumはラテン語で“war”の主格・対格・呼格。「ヴェルム」となっていますがWiktionaryによると「ベルム」でいいようです。
リーシャは「秩序の騎空団」に属し,「碧の騎士」ヴァルフリート(シャアの声の人)の娘です。パラヴェルムは「戦に備えよ」ということで,味方全体の奥義ゲージが30%増加するほか,自身の奥義が「デイブレイク・ソード」から強力な「レイディアント・オーダー」に変わります。
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次回はSRテレーズ,ランスロット,水ソシエの予定です。↓次回はこちら