(260)-(278)はこちら
ファイナルファンタジーで英単語を覚えるという夢の企画でございます。赤魔道士に入ります!
私はFF11では赤魔道士メインでした。当時リフレシュ(自分や味方にMPリジェネを掛けられ,喜ばれてとてもいい気分になる魔法)が数十万ギルして,オルデール鍾乳洞で必死でモルボルのつるを集め,競売所で売って貯めたお金を投げうって購入したものです。
赤魔道士Red Mage
(279)リポストRiposte(物理攻撃)
riposte「リポスト(フェンシングの突き返し);即座の言い返し,しっぺ返し」
※「言い返す,しっぺ返しする」は retort が重要(ねじりtort+返すre)
※『キングダムオブアマラー:レコニング』において「パリィから特殊攻撃を25回行う」と取れるトロフィーは「リポステ!」である。
(280)ジョルトJolt(無属性魔法攻撃)
jolt「ガタガタ揺れる,衝撃を与える,ショック」
(281)コル・ア・コルCorps-a-corps(急接近して物理攻撃)
corps-a-corps「コル・ア・コル(フェンシングで両者の体がぶつかること)」
(282)スキャッターScatter(無属性範囲魔法攻撃)
scatter「撒き散らす(こと)」 ※shatter「粉々にする」と関係
(283)ツヴェルクハウZwerchhau(物理攻撃)
Zwerchhau「ツヴェルクハウ」
※ドイツ剣術の技。相手の斬り下ろしを剣で受け,剣を水平に出して相手の頭を狙う
↓紹介される1つ目がツヴェルクハウ
(284)デプラスマンDisplacement(物理攻撃してから飛び退く)
displacement「置換,転位,排水,変位」
※「デプラスマン(ディプラスマン)」は社交ダンス用語になっている模様
(285)フレッシュFleche(物理攻撃)
flèche「フレッシュ(フェンシングで,矢のように前進して突く)」
(286)ルドゥブルマンRedoublement(物理攻撃)
redoublement「留年;ルドゥブルマン(フェンシングで,攻撃失敗の後試みられる攻撃)」
※フランス語で“W”をドゥブルヴェ(ダブルのV)と言います
(287)アクセラレーションAcceleration(次の魔法が強化される)
acceleration「加速」
(288)ムーリネMoulinet(前方範囲物理攻撃)
moulinet「ムーリネ(フェンシングで剣先を円形に動かして斬る)」
(289)コントルシクストContre Sixte(範囲物理攻撃)
contre sixte「コントルシクスト(フェンシングの防御技その6)」
(290)エンボルデンEmbolden(自分と周囲の攻撃強化)
embolden「大胆(bold)にさせる,励ます」
※bold「大胆な」の前後にem, enが付く形で,以下の記事で解説しました。
(291)アンガジェマンEngagement(物理攻撃)
engagement「交戦,婚約,関わり」
※フェンシングでは互いの剣が交差すること
※英語では「インゲイジマント /ɪnɡéɪdʒmənt/」
(292)ルプリーズReprise(物理攻撃)
reprise「反復,ルプリーズ(フェンシングで反撃されない場合の再攻撃)」
(293)スコーチScorch(無属性魔法攻撃)
scorch「焦がす」→scorching「(日光などが)焦がすような」
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今回はフェンシングの専門用語が多かったですね。
気になったけど分からなかったのが「ヴァルサンダー(Verthunder)」などの「ヴァル(Ver)」です。verify「証明する」,verity「真実」,verdict「評決」のように“ver”には「真」の意味があるので「真サンダー」とかいった意味なのでしょうか(シャントットもオコですが)。そこで気になるのがFF14ドイツ語版の“Erz-”です(ヴァルエアロはErzwind,ヴァルストーンはErzstein)。この“erz-”はarch-,ultra-みたいな意味のようですので,「強サンダー」といった感じなのでしょうかね。
次回青魔道士で「ファイナルファンタジー英単語」のシリーズは一旦終了です。その後は「グラブル(グランブルーファンタジー)で英単語」を考えております!
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追記
本記事で令和2年2月2日より300日連続ブログ更新となりました。
Twitterがまさかの「いいね制限」で悲しい思いをしていますが,次は365日連続更新を目指して参ります(/`ω´)/