フレイニャのブログ

new!!→【ガチ英文法解説】カテゴリ創設! 元鉄緑会社員兼講師の英語・ゲームブログです。ツイッターの相互フォローと,英文法・英単語の質問を(ガチで)募集中です。質問・ミス指摘はコメント欄か,こちらにお願いします→ kfreynya@gmail.com

『ウィッチャー』英単語ノートその12

ウィッチャー小説

「エルフの血脈」 Kindle版を購入

『ウィッチャー』原作小説を読み,お役に立ちそうor面白そうな単語を紹介するコーナーです。その11はこちら

 

(111) nimbly /nɪ́mbli/「すばしこく,機敏に」

nimble「すばやい」の副詞です。なお,numb「かじかんだ,麻痺した」の副詞numbly /nʌmli/ は「かじかんで,痺れて」ですが,nimblyとnumblyは1字違いです(bを発音するかの違いもある)。気をつけましょう。

「すばしこく」とはもちろんダンデリオンの行動の形容です。「ナイト・アンド・ドラゴン2」ではキャラクターユニットに好きな名前を付けられますが,DEXとAGIが高いキャラをダンデリオンと名付けました。

www.freynya.com

 

(112) numerous「多数の」

numberから連想して覚えましょう。manyを堅くした語なので「たくさんの」より「多数の,数多くの」と訳してみましょう。

 

(113) creditor「債権者,貸主」

ダンデリオンはよく取り立て屋(や妻を寝取られた夫達)から逃げています。

 

(114) as is usually the case「いつものことであったが」

as is often the case with him「彼にはよくあることだが」の形で受験でも大人気の表現ですね。the caseは「真実,真相」,asは関係代名詞(疑似関係代名詞)です。関係代名詞のasをwhichのように「そのことは」と訳してみると,「そのことはいつも真実なのであるが」です。

 

(115) stale「新鮮でない,(空気が)むっとする,陳腐な,マンネリ化して」

「止まる」といった意味が語源のようです(stall「露店」,stand「立つ」)

 

(116) clown「道化師,ピエロ」

crown「王冠」と混同注意です。「アキラ」にクラウンという暴走族がいますが,フェイスペイントなどからしてclownの方ですね。

 

(117) (all) in one piece「無傷で」

「体がバラバラにならずに」ということでしょう。なんとこれ,2003年度の東大の下線部和訳問題に出題されています。

 

(118) this and that「あれ(や)これ(や),いろいろ」

ポイントは2つ。(1)日本語と違って近い方(this)から先に言うこと。(2)形容詞として名詞を修飾する時はthis and that doctorではなくthis doctor and thatとなること。

 

(119) beat around the bush,(英)beat about the bush「遠回しに言う,核心に触れない」 

bushは「藪,茂み」で,「藪の周りをつついている」ということで,「核心に触れない」という意味の熟語です。イギリス英語のbeat about the bushの方で使われていました。

 

(120) see O in P's company「OがPと一緒のところを見る」

敢えて1つの表現として紹介します。in ...'s companyは「……と一緒で」

see you in his companyで「あなたが彼と一緒のところを見る」です。小説では更に受動態になり,You have often been seen in his company.「お前(=ダンデリオン)は彼(=ゲラルト)と一緒にいるところを度々見られている」となっていました。

==========

316ページ中28ページまで来ました。

↓次回はこちら

www.freynya.com

にほんブログ村 英語ブログ 英単語・英熟語へ
にほんブログ村

www.freynya.com