フレイニャのブログ

new!!→【ガチ英文法解説】カテゴリ創設! 元鉄緑会社員兼講師の英語・ゲームブログです。ツイッターの相互フォローと,英文法・英単語の質問を(ガチで)募集中です。質問・ミス指摘はコメント欄か,こちらにお願いします→ kfreynya@gmail.com

『ウィッチャー』英単語ノートその10

ウィッチャー小説

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『ウィッチャー』原作小説を読み,お役に立ちそうor面白そうな単語を紹介するコーナーです。その9はこちら

 

(91) derisively /dɪráɪsɪvli/「嘲るように」

これは難しい語ですね。derideが「嘲る」でderisiveが「嘲るような」。これの副詞形です。rをcに変えたdecide「決定する,決心する」,decisive「決定的な,断固とした」,decisively「決定的に,断固として」の方が重要です。derisivelyの代わりとして,scorn「嘲る」,scornful「嘲るような」,scornfully「嘲るように」を例えばお勧めします。お菓子の「スコーン」はsconeだから注意ね(・ω・)

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(92) a dash of...「僅かの」

「突進する」のdashと同じ単語です。「突進」から「大量」と誤解しないようにしましょう。

 

(93) sit up「きちんと座り直す」

sit upは「寝ないで起きている」がまずは重要です(sit up late,stay up late)。他に「背筋を伸ばしてきちんと座る」「起き直る」の意味があります。

 

(94) remark「ことば,述べる」

どうしてもremarkable「注目すべき」からの類推からremarkを「注目」と思ってしまいがちですが,まずは「ことば,述べる」を覚えて下さい。a witty remarkは「賢い気付き」ではなく「賢い言葉」です。東京大学でも複数回出題されています。

 

(95) cannot afford「買う余裕がない」

ダンデリオンが女郎屋におり,「2人分は出せない(cannot afford them both)」と言っているシーンです。can(not) afford to-Vの形もあり「(金銭的,時間的,精神的に)Vする余裕がある(ない)」という意味です。

 

(96) see to it that...「……であるよう取り計らう」

「……であることを保証する」「必ず……となるよう気をつける」などといった意味です。aboutやbutなど一部の前置詞を除いて,前置詞の直後にthat節は書けないため(see to that節とできないため),まず仮目的語のitを挟んでから,後でthat節を書いた結果,see to it that... という形になりました。depend on it that... などもあります。

 

(97) scrutinize (scrutinise)「綿密に調べる,じろじろ見る,詮索する」

意外かもしれませんが,studyも「じっと見る,よく調べる」の意があります

 

(98) If I'm not mistaken「私の記憶に間違いがないなら」

If I remember correctlyIf my memory serves me rightなどの同意表現があります。be mistakenで「間違っている」という意味です。

 

(99) take A to be B「AをBと間違える」

take A for B,mistake A for Bとも言います。Who did you take me to be?で「私を誰と間違ったのですか?」になります。作り方は,

 You took me to be my brother.「あなたは私を兄と間違いました」

You took me to be who? 「あなたは私を誰と間違いました?」

Who did you take me to be? 「あなたは私を誰と間違いました?」

です。

 

(100) anonymity「匿名であること」

anonymous「匿名の」の名詞形です。成り立ちは「打ち消し(an)」+「名前(onym)」です。「打ち消し(an)」を「反対(ant)」にすればantonym「反意語」です。「同意語」はsynonymですね。

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