フレイニャのブログ

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the+形容詞:2つの意味(附.He is impossible.は可能か)

the+形容詞は一般に

(1)the+形容詞=形容詞 people「……な人々」

(2)the+形容詞=「……なるもの」

の2つの意味があります。

(1)は例えばthe poor=poor people「貧しい人々」,the young=young people「若者」といった具合です。複数になることが多いですが,the accused「被告」は単数・複数両用です。

(2)は例えばthe impossible「不可能なこと」です。make the impossible possible不可能を可能にする」ですね。

一般にどちらの意味に取られやすいかということはあるものの,究極的にはどちらの意味にもなりうるでしょう。the beautifulは(1)「美しい人々」にも(2)「美(なるもの)」にもなりうると思います。だだし(1)になるためには「人」を形容できないといけませんね。

the impossibleが(1)になりうるかは,impossible peopleと言えるかによります。

「彼は……することはできない」という意味で(×)He is impossible to-Vと言えないのは有名ですね(It is impossible for him to-Vなら正しい)。

しかし日本語でも「彼はありえない」「彼はないね」というように,He is impossible. と言うことが可能で,「(人が)とても嫌な,我慢ならない」とか「(物が)とても変な」というニュアンスです。

だから究極的にはthe impossibleは「ありえない人々」という意味になる可能性はゼロではないと思います。

ここまで2つの意味に分かれることを強調しつつ説明してきましたが,本来は同じ意味なんだと思います。つまり「……なる存在」という意味なんでしょうね。それが人間なら「……なる者(もの)」→「……なる人(々)」,事物なら「……なる物(もの)・事」なのでしょう。

だからこの表現に出会ったら「2択だ!」と構えるより,「……なるもの」→誰か人間の話をしていたっけ?→yesなら(1),noなら(2),と判断すればいいと思います。

 

なお前日のブログで「形容詞と名詞が同綴のものは割とある」(criminal「刑法の;犯罪者」,chemical「化学の;化学物質」,imperialist帝国主義の;帝国主義者」)という話をしましたが,「the+形容詞」→「形容詞なる者」という論理で生まれていったのではと思っています。

 


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