名言(3)に引き続き,(4)の紹介です。
(4)
A man cannot be too careful in his choice of his enemies.
敵を選ぶ際にはいくら注意してもしすぎることはない
Oscar Wilde(1856-1900,イギリスの詩人・劇作家,『ドリアン・グレイの肖像』)
ワイルドは面白い名言が多いですね。
cannot V too~は「いくら~にVしてもしすぎることはない」という,とても有名なものですが,有名すぎてすぐ分かってしまうので,試験では別の表現にカムフラージュして出題されることがあります。
例えばcannotはIt is impossible to... やThere is no ...ing「……することはできない」に。
tooはenough「十分」やover-の付く動詞に。
I cannot thank you enough.「いくらお礼してもしたりません」
There is no ...ingとover-の付く動詞が組み合わさって,
There is no overestimating N「Nはいくら評価してもしすぎることはない」
There is no overrating N 「 同 上 」
There is no overemphasizing N「Nはいくら強調してもしすぎることはない」
→There is no overemphasizing the importance of N「Nの重要性はいくら強調してもしすぎることはない」
といった具合です。
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