66に続き,第67回は2025年度大阪大学(全学部)第2問です。
1 sprawl
2 restoration
3 warehouse
4 erosion
5 resilient
6 capital(「首都」「大文字」以外で)
7 estimate
8 density
9 insensitive
10 developer
↓
↓
↓
↓
↓
解答解説
↓
↓
↓
1 sprawl「だらしなく手足を伸ばす(こと);無計画に都市が広がること」
都市計画が追い付かない状態で都市が拡大し,劣悪な環境の地区が増えてしまう「スプロール現象」は社会の常識として押さえておきたい
2 restoration「復旧,復元」
restore「元の状態に復旧する,復元する,(古い制度)を復活させる」の名詞形
3 warehouse「倉庫」
ware「商品」+house
↓ware, warehouse については以下の記事で紹介しています
4 erosion「浸食」
erode「浸食する,徐々に損なう」
5 resilient「回復が早い;弾力性のある」
ゴムボールに力を入れて潰しても,弾力性によって素早く元の形に戻る。このように,素早く回復する力を持つ様子
6 capital(「首都」「大文字」以外で)「資本」
自然環境を資本として考えるべきだ,という文脈で登場し,これがほぼほぼ,この長文の主旨だったので,capital の「資本」という意味は必須と言うことになる。例えば森は保水力があり,災害を防ぐ力がある。経済的利益のために森を切り開いた結果,大きな災害が起これば,森を切り開くことで得られた利益以上の損失を生む可能性がある
7 estimate「見積もる,評価する」
assess「見積もる,評価する」も似た意味を持つ。「環境アセスメント」は「環境影響評価」
8 density「密度,濃度」
destiny「運命」と混同すると大けがをするので,よく語を見るように
dense「濃い」
9 insensitive「無神経な」
これもincentive「インセンティヴ,動機付け,奨励金」と混同しないように
10 developer「開発者;(土地の)開発業者」 /dɪveləpə(r)/
住宅地などを開発する開発業者(ディベロッパー)を押さえておこう
テストには出さなかった単語を幾つか付記します
squeeze「絞る,強く押す,苦しめる」
dune「砂丘」
board の「委員会」の意味
timber「材木,森林」
↓timber wolf, eastern wolf
nutrient「栄養物」。食べ物と健康の話ではなく,森林のはたらきの話で登場していた(微生物による分解とかいうことだと思われます)
exploitative「搾取目的の」。exploit「搾取する,利用する」より。金儲けのために森林を切り開くといった態度を形容していた
undervaluation「過小評価」。undervalue「過小評価する」
deluge「大洪水」。これは注が付いていた
unfathomably「計り知れないほど」。落ち着いて fathom を見出そう。fathom は「水深を図る単位のファゾム,測る,推測する」。これが分かれば unfathomably は「測ることができないほど」ということ。immeasurably も同様の意味(measure「測る」より)
pathogen(s)「病原体」。patho- は「病気」,gen は generate などの gen で「生み出す」
monetary「金銭的な」
crunch the math「大量に計算する」。これは難しいと思いました。crunch は「ぽりぽり嚙む,ザクザク音を立てる」で,お菓子とかの「クランチ」のこと。ウィクショナリーによると,昔の計算機がガリガリ音を立てる様から?
crass「無神経な」。こういう字数の少ない単語って,推測のよりどころが少ないので難しいですね
conflate「合成する,融合する」。「一緒に(con)+吹く(flate)」。分かりやすいのは「中に(in)+吹く(flate)」で inflate「膨らます」(インフレーションの元)
align「並ぶ,並べる」。コンピューター言語で出てくる模様
==
↓次回はこちら
↓この記事のアイキャッチ画像は以下の記事にあります