『ウィッチャー』原作小説を読み,お役に立ちそうor面白そうな単語を紹介するコーナーです。その38はこちら。
(381) pick oneself up「起き上がる,立ち直る」
pick up「拾い上げる」→pick oneself up「自分を拾い上げる」
pick themselves up after the defeat「敗戦のあと立ち直る」の形で登場。
(382) retreat to...「……に退却・撤退する」
(383) drought「旱魃,日照り」
「ドラウト /draut/」のような発音
(384) sit out O, sit O out「O の終わりまでいる,O を耐え抜く」
sit out the drought「旱魃を耐え抜く」。it なら sit it out。
(385) annihiliation「全滅,絶滅,対消滅」
「アナイアレイション」のような発音であるが,“nihil”「虚無(ナイヒル,ニーヒル,ニヒル)」が含まれている。
(386) flower「花をつける,開花する」
bloom, blossom という語もあるが,flower でも済む。These roses flower all year round.「ここの薔薇は一年中花をつけている」の形で登場。
(387) tend「世話をする,番をする」
tend to-V「V する傾向がある」の tend とは別。attend の tend と考えれば良い。a tended garden「世話をされた庭園」
(388) insensitive「鈍感な,無神経な,無感覚の」
sensitive「敏感な,高感度の,機密の,取扱注意の・厄介な」の否定形
(389) trickle「雫が伝う,ポタポタ流れる・垂らす,ぽつぽつと少しずつ来る;細流」
安倍晋三総理が「トリクルダウン」として広めた語
(390) thicket「茂み,薮;藪のように錯綜するもの」
thick「ぶ厚い」から覚えるのが有効。
==
シリラとゲラルトがキャラバンから離れてエルフの遺跡を見ているうちに,キャラバンがスコイア=テルに襲われていました。(390) の thicket は「茂みから火矢が飛んできていた」という文脈でした。316ページ中156ページまで来ています。
↓次回はこちら