フレイニャのブログ

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be laughed at by...:句動詞の受動態【中学英文法】

句動詞(動詞句,phrasal verb)とは,

laugh at...「……を笑う」

speak to...「……に話しかける」

look up to...「……を尊敬する」

のように数語から成る動詞です。

これらの受動態(受け身,passive voice)

be laughed at by...「……に笑われる」

be spoken to by...「……に話しかけられる」

be looked up to by...「……に尊敬される」

のようになります。

かつて,こうした句動詞の受動態の解説を読んだとき,

《これらの句動詞を1語の動詞として扱う》

というアドバイスが書いてありましたが,肝心のそのアドバイスの意味が分かりませんでした。

それで,とにかく at by とか,to by とか,前置詞が2連続するのがポイント!と覚えて,それで実践的に問題なかったと思います。

その後何年も経ったある時,この

《これらの句動詞を1語の動詞として扱う》

の意味がようやく分かったのです。その後は句動詞の受動態を理路整然と解説できるようになりましたので,英語を勉強している中高生や,教えている方は参考にして下さい。

「laugh at のような句動詞は1語の動詞として扱う」とは,laugh at の活用が,

(原形)laugh at - (過去形)laughed at - (過去分詞)laughed at

と覚える,ということだったのです。

まず love という本当に1語の動詞で受動態を作ってみましょう。

受動態は《be 動詞+過去分詞》で表されます。love の活用は

(原形)love - (過去形)loved - (過去分詞)loved

ですので,「彼女は愛された」は

She was loved.

となります(was が be 動詞,loved が過去分詞)

この後に「誰によって」を続けたければ,by... を使って,

She was loved by everyone.「彼女は皆に愛された」

となります。

では laugh at... で受動態を作ってみましょう。

受動態は《be 動詞+過去分詞》で表されます。laugh at の活用は

(原形)laugh at - (過去形)laughed at - (過去分詞)laughed at

です。よって「彼女は笑われた」は,

She was laughed at.

となります(was が be 動詞,laughed at が過去分詞)

この後に「誰によって」を続けたければ,by... を使って,

She was laughed at by everyone.「彼女は皆に笑われた」

となるのです。

speak to...「話しかける」の場合は,speak to の活用が

(原形)speak to - (過去形)spoke to - (過去分詞)spoken to

なので,

She was spoken to (by everybody). で

「彼女は(皆に)話しかけられた」となります。

look up to...「尊敬する」の場合は,look up to の活用が

(原形)look up to - (過去形)looked up to - (過去分詞)looked up to

なので,

She was looked up to (by everybody). で

「彼女は(皆に)尊敬された」となるのです。

まぁ結局,at by とか to by とか前置詞が連続するよ!で問題ないのですが(笑),理知的に教えたければ参考にして下さい。

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