42に続き,第43回は2024年度大阪大学(外国語学部以外)第2問論説文です。
※銀河の話でした
1 merge
2 collision
3 spiral
4 orbit
5 bump into...
6 refer to A as B
7 scar
8 dwarf galaxy(下線部の意味のみ)
9 warp, distortion(どちらも同じ意味である。その意味を答えよ)
10 ripe
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解答解説
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1 merge「合併する,統合する,融合する」
※同じ長文の別の個所で meld「融合する」も登場
※コンピュータ用語で「ファイルやデータのマージ」という言い方があったと思います
※mergers and acquisitions「(企業の)合併吸収(M&A)」
2 collision「衝突」
※collide「衝突する」
3 spiral「
※銀河が「螺旋状である」という文脈で登場
※spiral staircase「螺旋階段」
4 orbit「軌道;……の周りを回る」
※a satellite orbiting the earth「地球を周回する衛星」
※関係ないが arbitrary は「恣意的な,独断的な」という意味
5 bump into...「……と衝突する」
※「車のバンパー」から連想して覚えると良い
6 refer to A as B「AをBと呼ぶ」
※... referred to as ~「~と呼ばれる……」
7 scar「傷跡,跡,爪跡」
※「跡」は「痕」とも書く
↓Time's Scar(時の傷痕)
※scar という語で個人的に印象深いのは映画『フェイス・オフ』ですね
8 dwarf galaxy(下線部の意味のみ)「矮小の,非常に小さな」
9 warp, distortion(どちらも同じ意味である。その意味を答えよ)「歪み」
※warp は本来「瞬間移動」という意味ではなく「(空間の)歪み」の意味。空間の歪みを利用して近道を作るということで「瞬間移動」のようなイメージになった
※"dis"(否定的意味)+"tort"「ねじる」
10 ripe「熟した,機が熟した,準備が整った」
※果物が熟した,ワインが熟成したという意味であるが,「機が熟した」の意味にもなる。阪大では ripe for... を ready for... に言い換える小問があった
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