『ウィッチャー』原作小説を読み,お役に立ちそうor面白そうな単語を紹介するコーナーです。その37はこちら。
(371) granite「花崗岩」
(372) leach「濾(こ)す,濾過する,濾し取る」
雨で壁の石が濾し取られて,みたいな文脈でした。なお同音の leech は「蛭(ヒル);(古語)医者」です。
(373) entwine「(蔦などが)絡みつく」
この “wine” は vine「ブドウ,蔓(つる)」なんでしょうね。
(374) rubble「瓦礫,破片」
ゲラルトとシリラが城の廃墟に来ています。「瓦礫の中では馬は歩けないから馬を降りろ」とゲラルトがシリラに言っています。
(375) springy「弾力性のある;湧水の多い」
summery「夏のような」,wintry「冬のような」と違って,springy は「春のような」ではありません。「春のような,春めいた」は springlike です。
(376) hazel「西洋榛(セイヨウハシバミ)」
前項と併せ springy hazel となっていました。
ヘーゼルナッツはセイヨウハシバミの種です。日本にある「ハシバミ」は Asian Hazel と言うそうです。
(377) alabaster「アラバスター,雪花石膏」
白くて柔らかい,彫刻に適した鉱物です。
(378) terracotta「テラコッタ(素焼きの赤い粘土)」
(379) petal「花弁(はなびら,かべん)」
露(dew)が花弁の上で銀のように輝いていたと言っています。エルフの廃墟の中です。
(380) disfigure「外観を損なう」
ゲラルトがシリラを連れて入ったエルフの廃墟の中心には,エルフの女勇者エリレン(Aelirenn)の彫像があり,その顔は略奪者が埋められた宝石を削り取った後も美しいままの外観を保っていました。
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シリラは単独行でスコイア=テルを見つけてしまうのですが,ゲラルトはスコイア=テルを攻撃することを断ります。何故だと問うシリラをゲラルトはこのエルフの廃墟に連れて行くのです。316ページ中153ページまで来ました。
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