教師・講師が生徒・聴講者に配布する「プリント・配布資料」のことを print ではなく handouts と言います。hand out から来ているんですね。今回はこの hand out と hand in について解説します。
(1)動詞 hand「手渡す」
hand 人 物=hand 物 to 人「人に物を手渡す」
give と同じ用法ですね。
(2)hand O out, hand out O「O を配布する,配る」
「手渡す」の hand に,「外へ」の out が付いて「配布する」です。
hand out leaflets [fliers, flyers]「ビラ・チラシを配る」
しかし「プリントを配る」は hand out handouts になってしまうんでしょうか😸💦 あまり上手くないですね。Google で検索してみると distribute the handouts to the students「生徒にプリントを配布する」というのがありました。distribute も難しいですけどね。また hand out materials「資料を配る」という表現もあります。
(3)hand O in, hand in O「O を提出する」
今度は逆に in が付いて「提出する」です。提出箱を連想するといいかもですね。
hand in one's term paper「レポートを提出する」
hand in one's homework「宿題を提出する」
hand in one's resignation「辞表を提出する」
先生が生徒に「配る」のが hand out,逆に生徒が先生に「提出する」のが hand in,この2つは対にして覚えておきましょう。