『ウィッチャー』原作小説を読み,お役に立ちそうor面白そうな単語を紹介するコーナーです。その34はこちら。
(341) butt in「口出しする,話に割り込む」
butt には「(銃の)尻」という意味もありますね。
(342) cheekily「生意気に」
cheeky「生意気な」の副詞です。have the cheek to-V「生意気にも V する」というように,cheek「頬」には「生意気,図々しさ」が含意されることがあります。
(343) base「卑しい」
形容詞です。base「基礎,土台」が低い所にあることから生まれた意味と思われます。
(344) tempt (one's) fate「運命を試す」
tempt は「誘惑する,そそのかす」です。いま自分達は危険なことをしてしまっているという意味で We're tempting fate. と発言しています。
(345) spit out「思い切って言ってしまう」
spit out は「唾を吐き出す」ということで,目的語が言葉だと「言ってしまう」です。
(346) ptoo = ptooey = ptui「ぺっぺっ」
実際に唾を吐かなくとも,唾を吐くさまを「ペッペッ」と言ったりしますね。
(347) unpretentious「気取らない,見栄を張らない」
pretend「ふりをする,見せかける」→pretentious「勿体ぶった,見栄っ張りの」の逆です。
(348) taste bud「味蕾(ミライ)」
bud は「蕾(つぼみ)」です。舌の器官ですが,もちろん「味覚の超え具合」といった比喩的意味で使われ得ます。
(349) have a fancy for...「……が好きである」
have a taste [liking] for... とも言います。fancy は「空想,気まぐれ」の意味もありますが,「(気まぐれな)好み」といった意味もあり,そこからです。
(350) be running a high temperature「高熱を出している」
通例進行形で使います。be running a fever とも言います。
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(350) は小説では否定文になっており,トリスの熱は下がって来ているようです。
↓次回はこちら