talk は talk to 人,talk with 人,talk about 物事,など自動詞が基本ですが,他動詞の talk もあります。今回はその2パターンを紹介します。
(1)talk 人 into Ving [out of Ving]「説得して……させる[やめさせる]」
persuade のような意味になる talk です。persuade は persuade 人 to-V [not to-V] と to-不定詞の形が取れますが,talk は to-不定詞の形を続けません。逆に persuade は persuade 人 into 名詞 の形はとりますが,▲persuade 人 into Ving の形は頻度が低い,と『ジーニアス英和辞典』にあります。
(2)talk 物事「……を言う」「……の話をする」「(言語)を話す」
・talk nonsense「たわごとを言う」
・talk politics「政治の話をする」(talk about politics が普通)
・talk French「フランス語を話す」(speak French が普通)
・talk shop「仕事の話をする」
・talk business「商売の話をする」
(2)は使う必要はありませんが,絶対に他動詞が間違いというわけではないくらいのことは頭に入れておきましょう。他方(1)は重要なので受験生も覚えておきましょう。
最後に talk を使った定型表現を紹介して終わります。
Look who's talking!「どの口が言う?」
You can talk.(上と同じ意味)
You can talk. については,「言うことはできる」→「口だけならなんとでも言えるさ」ということかと思います。
Talking of...「……と言えば」「……で思い出したのですが」
今回は以上ですが,↓「ガチ英文法解説」は自信作だらけです。ぜひ一度読んでみて下さい😸
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