『鉄壁』未満英単語14の続きです。N→E→W→J→O→Bの順で,Bに入っています。
Bo-Bri
boar「猪(の肉)」
bolt「かんぬき(bar),ボルト,稲妻,(クロスボウの)矢・ボルト」
→a bolt from the blue「青天の霹靂,寝耳に水」(青天に稲妻ということ)
bombard「爆撃する,質問攻めにする」
※bomb(米バーム,英ボム)「爆弾,爆撃する」や bomber(米バーマー,英ボマー)「爆撃機」は b を発音しないが bombard は b を発音する
boom「にわか景気,好況,流行」
※日本語の「ブーム」は「流行」の意味で使われるので「にわか景気」の意味に注意
booth「仕切られた空間,ブース」
※かつて“th”の発音でセンター試験に出たことがあったが,イギリス英語では /búːθ or búːð/ なので,問題不成立なのであった
booty「戦利品,賞品・賞金;尻」
bosom「女の胸;衣服の胸部の内側,ふところ,胸中」
※『アルスターの猟犬』最終回で,コナル・ケルナハがクー・フーリンの首をbosomに隠していた,という記述がある。この場合「ふところ,懐中」であって「女の胸」ではない
※発音は「ブザム」「ブーザム」のような感じ
bough(文語)「大枝」
※「バウ」。「弓」のbow「ボウ」とは異音だが「お辞儀する」のbow「バウ」とは同音
boulder「大岩,巨石」
※よく伝説などで「巨岩を叩き斬る」といった意味で出てくる。クライミングの一種である「ボルダリング(bouldering)」の元
bounty「賞金,奨励金,ふんだんにあること」→bountiful「大量の」
→bounty hunter「賞金稼ぎの人」
bowel「内臓,腸」→bowel motion [movement](婉曲)「お通じ」
※「バウル・バウアル」。vowel(ヴァウル・ヴァウアル)は「母音」
brace「留め金,かすがい,(braces)歯列矯正器」
※ドラマなどでbracesを着けていてかわいいといった文脈で出てくる(メリーに首ったけとか)
brag「自慢する,威張る」
brainwash「洗脳する」
brand「銘柄,ブランド,焼印(を押す),烙印(を押す)」
※ドイツ語で brennen は「燃える」(Brennt Paris?「パリは燃えているか?」)。例えばまんじゅうに焼印が押してあると正真正銘のその会社の製品であると示せる。そこで「焼印」が「銘柄・ブランド」の意味となった
※丈夫な特質より「厚かましさ,鉄面皮」の意味が生まれた。brassy,brash,brazen には「厚かましい,図々しい」の意味がある
breach「違反,不和,(法)を破る(break)」
※bleach「漂泊する」との混同注意
breathtaking「息をのむような」
←take one's breath away「oneをはっとさせる(息をのませる)」
catch one's breath「はっと息を飲む;一息つく」
breeze「そよ風,たやすいこと,颯爽と歩く」
→That was a breeze.「あれは余裕だったよ」
※「ブリュー」ではなく「ブルー」/bruː/
brick「煉瓦(れんが)」→throw bricks at...「……をこき下ろす,酷評する」
brink「瀬戸際,縁」→be on the brink [point, verge] of...「……の瀬戸際にある」
※blink「まばたきをする,明滅する」との混同注意
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次回は bro- からです。