フレイニャのブログ

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『ウィッチャー』英単語ノートその19

ケィア・モルヘン

「ウィッチャー3」のケィア・モルヘン

『ウィッチャー』原作小説を読み,お役に立ちそうor面白そうな単語を紹介するコーナーです。その18はこちら

なおこの辺りで「ゲラルトがシリを去年の秋にここに連れてきた」という文と「コーエンがここで初めて冬ごもりをするんだ」という文を見つけましたので,ゲラルトがシリをケィア・モルヘンに連れてきてからちょうど1年ほど経っているようです。連れて来られたとき縮こまっていたシリラは1年ほど経て,もっと堂々とした態度になっています。

 

(181) swear「罵る(at...);誓う」

swear - swore - swornです。「罵る」と「誓う」があり厄介ですが,両義を繋いでいるのは「神の名を口にする」です。「神の名を口にする」→「誓う」,「神の名を口にする」→「タブーを口にする」→「罵る」です。

 

(182) If you say so「君がそう言うなら」

「100%本意ではないが,君が言うならば……」というニュアンスです。

 

(183) gape「口をぽかんと開けて見つめる(at...);あくびをする」

「(大きく)開く」ということで gap「隔たり,隙間」と関係ある語です。

 

(184) betray「裏切る;暴露する,示す」

「裏切る」の意は有名ですが,ここでは「示す」です。the little witcher-girl betrayed no signs of mutation「そのウィッチャーの女の子は変異の徴候を示していなかった」です。変異体ウィッチャーは,どこか人間離れした雰囲気を漂わせるのでしょう。しかし魔術師トリスの目をもってしても,彼女は変異体という風には感じられなかったということです。それは彼女が特別な能力を持っていたからでしょう。Trial of Grasses「草の試練」を受けたような変化は見いだせない,とトリスは見ています。彼女は,そう「驚きの子(Child of Surprise)」シリラです。

 

(185) lactic acid「乳酸」

「走ると乳酸が溜まるから」みたいな会話をトリスとシリラはしています。

 

(186) barbican「(城の)外防備;甕城(おうじょう)

城の外に突き出た櫓・塔などです。FF14のバトルコンテンツ「ストーンヴィジル」で「バービカン」という戦場があるのですが,いま意味が分かりました。

なお,ケィア・モルヘンに向かう2人は「かつてケィア・モルヘンが襲撃され,そこにいたウィッチャーの殆どが死んだ。生き残ったのはそこに居なかった者のみだ」という話をしています。トリスが生まれる半世紀前のことだそうです。

 

(187) chestnut /tʃésnʌt/「栗の木,栗の実,栗色(赤褐色)」

1つ目のtは発音せず,「チェスナット」です。トリスの髪の色の形容に使われています。

 

ここでトリスがケィア・モルヘンの面々と対面しました。ゲラルト(Geralt),エスケル(Eskel),ランバート(Lambert),シリラ(Ciri)です。ヴェセミル(Vesemir)は居なかったとありますが後ほどコーエン(Coën)と共にやって来ました。ランバートがトリスを「メリゴールド」と呼び捨てにするのが不愉快だったようなことが書いてあります。

 

(188) rapture「有頂天,歓喜

ゲラルトとトリスが馬を馬小屋に繋ぎに行った時に出てきた単語です。2人の関係を窺わせる語ですね。

 

(189) demoralise「士気を挫く」

moral /mɔ́(ː)r(ə)l/ にeが付いたmorale /mərǽl,mərɑ́ːl/ が「士気」(moralからの強勢移動に注意),これに動詞化の-iseが付き,前にdeが付いて打ち消されています。アメリカ英語ではdemoralizeです。文脈としては,ランバートがシリラを訓練していますが,叱ってばかりなので「やる気を削いでいるだけ」とトリスがけなしています。

 

(190) on one's last legs「壊れかけて,疲れて死にそうで」

トリスがシリラには特別な事情があると色々詮索するもののゲラルトとヴェセミルにはぐらかされ,ヴェセミルに「お前は疲れているんだろう」と言われ,「正直言うとくたくただ」と返しているところです。

 

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ケィア・モルヘンにて,ゲラルト,シリラ,ヴェセミル,エスケルランバート,コーエン,そしてトリスが集まりました。これから何が起こるのでしょうか。316ページ中58ページです。

 

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