フレイニャのブログ

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Method Of Modern Love──フレイニャの好きな音楽(8)

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フレイニャの好きな音楽(7)」に引き続き,(8)はホール&オーツダリル・ホール&ジョン・オーツ)の「メソッド・オブ・モダン・ラヴ(1984年)」です。アルバムはBig Bam Boomですね。

 

自分の中で2位のU2の「ソート・オブ・ホームカミング(A Sort Of Homecoming)」をおさえて一番好きな洋楽曲です。私は全体的に陽気なノリの音楽よりも叙情的な泣きのサビを持つ曲が好きなのですが,途中まで陽気なノリで途中から泣きのメロディに変わる曲は貴重なので評価しています。途中で変調するという意味ではビリー・ジョエルの「ディス・ナイト(This Night)」も好きです。

 

「メソッド・オブ・モダン・ラヴ」は5分40秒もある曲ですが,何とその約3分の2に当たる3分50秒までお気楽な,どこに盛り上がりがあるかもわからない曲調で引っ張っておきながら,突然変調を来たして非常に叙情的・情熱的なサビに入ります。

そしてこれが楽しみとか喜びとか,一般に幸福というものの1つの条件なのですね。長い労働,あるいは練習の後だからこそ,ビールが美味しい(フレイニャは下戸です🐸)。空腹の後だからこそ食事が美味しい。

そして私はこの記事をまとめる中で,長らく謎であった「結局何が『現代の恋愛手法』なのか?」という問いの答えが,この変調にあることに気づきました。

現代の恋愛というのはいきなり結果を求めて飛びつくものではない。いきなり甘い部分だけを求めて飛びつくのは洗練されていない,前近代的な手法である。現代の恋愛というのは,長い,ときには退屈な時間を経て得られるものである。ひいては幸福というものもそういうものである。そういうことをこの曲調の変化が語っていたということに気づいたのです。

 

まさか自分が恋愛論を2つも書くことになるとは思ってもいませんでしたが,ここまでフレイニャの妄想恋愛講義に付き合っていただきありがとうございました。

 

↓1つめの恋愛論

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