楽しい仕事ができないかといつも願っているフレイニャです。
2月は会社が書き入れ時で,仕事も大変になります。余り詳細に言うのは控えますが,特に寒空の下,駅前で1時間半ほど(2時間以上の日もありました),看板を持って立つという仕事が,通常の勤務時間はそのままに付け加わります。
今年は雪も降らず比較的暖かい冬でしたが,私が立つ駅前はビルとビルの間に挟まれた狭い空間で,陽が一切差さないのでめちゃ寒い上に,都会特有のビル風が吹き付けてくるんです(´Д`) これが1ヶ月で15回ほどあります。2日に1回ですね(゚Д゚)
土日の全てにこれがあり,平日の場合はこれが終わった後,普通の8時間勤務が始まります。
もっと大変な仕事をしていらっしゃる方もいると思いますが,私は毎年この時に鬱っぽくなります。
寒いのもさることながら,何もできないのも辛いんですね。話し相手もいないから雑談も出来ず,カカシ状態です。たまに人に道を聞かれるのが,とても嬉しんですね笑 道を教えている数十秒の間だけは,時の経過を忘れていられるんです。
要するに「人に道を聞かれることを希求するほど,退屈でつまらなく,おまけに寒くて仕方ない仕事」です。
そこである時からEarPodsで音楽を聞くようになりました。20曲ほど聞くと1時間以上経つので,精神的に随分楽になりました。でも流石に飽きてきます。人の話が聞きたい><
それでYouTubeの動画を音だけ聴くようになりました。幸い私が立つ場所は何故かWifiが入ったので(Softbankのサービス?)4Gを使わずに済みました。
様々なゲーム動画やお笑い,時事番組を聴きましたが,特に私を救ってくれたのが以下に紹介する中川家のコント動画です(公式です)
中川家と言えば弟・礼二の「変なキャラ(変なおかんとか)」が有名で,こちらは人によっては楽しめない(私も変なキャラづくりだけでは笑えない)と思いますが,この2本はちゃんとやり取りの笑いがあって確実に楽しめることを自信を持ってお勧めします。
(1)自動車教習所
中川家の良いところは弟・礼二,兄・剛の両方ともボケが出来ることで,このコントは最初は礼二による「変なおっさん(西村さん)」で始まるものの,途中から剛もボケて弟を笑わせてきます。
礼二が落語家を真似る「お初天神」も大きな見どころです。
(2)師匠と弟子
こちらは(1)と違い,もっぱら剛がボケ,礼二がツッコミですが,非常に高く評価したいコントです。特に礼二が演じる「落語家の師匠」がとても良く出来ています。「変なキャラ」ではなく「常識的な落語家」を演じているのがとても聴きごたえがありました。特に声ですね。いつもの礼二の声ではなく初老の男性の声を作っています。その声で
「小手先を覚える前に本質を覚えなさい」(動画5分50秒)
と言うのが秀逸でした。非常に常識的に,諭すように弟子を指導しているので,剛の笑いを引き立てるとともに,リアリティが感じられるのです。また,
「妙に年行ってるから我だけ強なっとんねん」(動画3分)
のところも,いかにも人生あるあるで,思わず両者とも笑ってしまってるのが面白いです。
破壊的な笑いが好きな人は(1),リアリティのある笑いが好きな人は(2)がオススメですが,私は特に(2)を高く評価したいです。「10回連続で聴ける」と言うと誇張ですが,「3回連続で聴ける」ほどの出来の良さであることは,自信を持ってお勧めします。
フレイニャのおすすめYouTubeは以下にも紹介しています。