フレイニャのブログ

new!!→【ガチ英文法解説】カテゴリ創設! 元鉄緑会社員兼講師の英語・ゲームブログです。ツイッターの相互フォローと,英文法・英単語の質問を(ガチで)募集中です。質問・ミス指摘はコメント欄か,こちらにお願いします→ kfreynya@gmail.com

sermon,salmon,summon──サモン,サーモン

お寿司は真鯛の次にサーモンが好きなフレイニャです(´∀`)

高校時代の英語の先生にあだ名が「デビル」という先生がいました。嫌な先生ではありませんでしたが,私語をしたらどうなるか試すことすらはばかられる雰囲気でした。

授業でまず英文を訳し,後で先生が解説という演習形式の授業があったのですが,そこで

preach a sermon

という表現がありました。sermonという単語は見たことがありませんでしたが,preachはマドンナのPapa don't preachで知っていました。「叱る,説教する」です。

英文を読む際,分からない単語はそれがキーワードでない限り,無視して読んでも影響がない場合があります。私は当時〈同族目的語〉は知っていました。sing a song,dream a dream,fight a battleなどで,同じ意味の名詞と動詞を組み合わせるのです。

私はsermonは知りませんでしたが,今まで習ったことがないということは知らなくても読めるのであろうと考え,〈同族目的語〉と判断して「説教する」と訳しました。もちろん前後の文脈もヒントにしました。つまり「説教する」と仮定して入れてみて,前後が繋がって意味が通ったので良しとしたわけです。はっきり覚えていませんがlongが付いていたような気がします(preach a long sermon)。longがあることも「説教する」という和訳とマッチしました。

テストが終わって先生の解説が始まったのですが,隣の島田君がこう,囁きかけてきたのです。

「鮭をヒラく」って訳してもうたわ……

2人で笑いを堪えるのに必死でした。

(1)sermon /sə́ːrmən/「(牧師の)説教,(親や先生の)お説教」

preach a long sermon「長い説教をする」〈同族目的語〉

 (2)salmon /sǽmən/ 「鮭」

日本語では「サーモン」ですが英語では「サマン」で「サ」はmap /mæp/ や cat /kæt/ のような /æ/ の発音です(アとエの中間)

(3)summon /sʌ́mən/ 「召喚する」

これも「サマン」ですが「サ」がcut /kʌt/ やcome /kʌm/ の /ʌ/ となります。

 

sermon や summon との区別のため,「鮭」を言うときはワザとらしく /æ/ の音を出すといいかもしれませんね。

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↓チャンネル登録400万人を超えているので公式と思われます。ドラマの中のショートヘアのマドンナがエロカワすぎです。

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