私が一浪の時お世話になったのが駿台予備校京都校です。英文解釈を表三郎先生,英作文を平野真理先生(平野塾),世界史を中谷臣先生に習いました。
今回は当時平野先生がまとめた「匂い」に関するまとめを,記憶を元に復元します。完璧には覚えていない&辞書引きまくりますので,その時のまとめより情報量が多くなります。
(1)fragrance「芳香;香水」
fragmentを「フラグメント /frǽɡmənt/」と言うにも拘らず,fragranceは「フラグランス」ではなく「フレイグランス /fréɪɡrəns/」です(センター出題歴あり)このように綴り字と発音が一対一対応をしないのが英語の難しいところです。
(2)scent「良い香り;香水」
草花などの良い香りで,香水を指すこともあります。
(3)aroma「芳香,食べ物・飲み物の良い香り」
コーヒーやカレーの香りはaromaです。また「アロマテラピー」と言うので飲食物に限らず心地よい香りですね。
(4)smell「匂い」
普通は形容が必要です。形容がないと,変な匂いになりそうですよね。a good [sweet] smellなら「良い匂い」です。
(5)odor [odour]「物や体のにおい」/óʊdər/
「体臭」はodor,odourです。小林製薬の「オドイーター」が覚える際の参考になります。
なおorder「秩序」は /ɔ́ːrdər/ です。「オウóʊ」か「オーァɔ́ːr」かで判別しましょう。
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ここまで平野先生は板書されたと思います。以下は受験には必要ないでしょう。
(6)stink,stench,reek「悪臭」
stinkとreekは動詞にもなります。reekは映画『ロック・ユー』で主人公ウィリアム(演 故ヒース・レジャー)が口ずさむ歌の歌詞に出てきて覚えました。最近やっている『グリードフォール』でも「ここはアルコール臭い」というセリフでreekを使っていました。leak「(水が)漏れる,(情報を)漏らす」と混同注意。leekは野菜の「リーキ」です。
なおperfumeは現代英語では「香水」で,文語では「芳香」の意味にも使われるとのことです。fumeは「ガス」という意味であり,これにperfectのperが付いてperfumeです。「完璧なガス」ということですね。
(6)以外は受験レベルでも覚えておきましょう!