フレイニャのブログ

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英語の名言19

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英語の名言18に引き続き,19番目です。

 

(19)

On the continent people have good food; in England people have good table manners.

大陸では食べ物がよい。イギリスではテーブルマナーがよい

George Mikes

 

暗に「イギリスでは食べ物が良くない」と言っているのが面白いです。「大陸」とは「アメリカ大陸」ではなく「大陸ヨーロッパ(Continental Europe)」のことですね。

 

ジョージ・ミケシュ(マイクス)(1912-1987)はハンガリー生まれのジャーアナリスト,ユーモア作家で,ロンドン特派員となり,第2次世界大戦時に枢軸国の人間ということで幽閉され,戦後イギリスに帰化した人物です。

 

mannerは「マナー」という意味ではなく「やり方・方法(way)」という意味です。in a manner=in a wayで「ある意味では」です。またin a mannerはin a manner of speakingの略で「言わば,言ってみれば」という意味になるようです。いま『ウィズダム英和辞典』で調べているのですが,ここには「内容を弱めにする」とあります。私は2020/7/2の記事で「言わば(as it were=so to speak)」は「普段しないような表現を用いる時に用いる」と書きましたが,安倍総理が答弁中によく「言わば」と言っているのがそれと合わないなと気になっていたんです。これでやっと分かりました。「言わば」には2つ使い方があったんですね。

(1)普段しないような表現を用いる時に,「仮に(思い切って)言ってみれば」

(2)内容を弱め,婉曲的にし,「こういう言い方が許されるならば」

共通しているのは,話者が今からする予定の発言について,ちょっと遠慮がちになっていることです。

 

思い切り脱線しましたが,言いたかったのは,mannerは「やり方・方法(way)」という意味であって,これが複数形のmannersになって初めて「マナー」の意味になるということです。箸の上げ下げ,茶碗の持ち方,どのように話すべきかなど,様々な「やり方」の集合体がマナーだから複数なのです。manners「マナー」という語が日本に入ってきた際,「sは複数形のことだからmannerが『マナー』だよね」と考えて「マナー」で定着したのでしょう。日本人はふつう「車は英語でカーズ(cars)って言うんだよ」と言わないんですよね。でもmannersに関してはそのsは重要だったわけです。

 

最後にmannersを使った重要表現です。

It is good manners to-V.「Vするのはマナーが良い」

It is bad manners to-V.「Vするのはマナー違反だ」

mannersと複数ですがIt isは単数で良いので注意しましょう。

 

次回の名言は「賢者愚者編」の最後となります。

 


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