フレイニャのブログ

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綴りを誤解しやすいloyalty,royalty,casualty

2020/4/3の記事で「地球の」は×terrestialではなくterrestrialだという話をしましたが,綴りを誤解して覚えやすい英単語は多いと思います。例えば私はある時までsymptomを×symptonだと思っていましたし,×humilitateという語があると思っていました(正しくはhumiliate

 

今回はそのような語の中でも特に誤解が多いと思われる語を紹介します。loyalty,royalty,casualtyです。それぞれ×loyality,×royality,×casualityではありません。間違いの原因はreality(これは正しい)からの類推でしょう。カタカナ英語で「ロイヤリティー」と言ったりするくらいですから,この誤解はかなり広まっていると思います。正しくは「ロイアルティ」または「ロイルティ」/rɔ́ɪ(ə)lti/ですね。

意味を確認します。

loyal「忠実な」→loyalty「忠実,忠誠」

royal「王室の」→royalty「王位;(royaltiesで)印税」

casual「偶然の,うちとけた」→casualty「死傷者,犠牲者,災害」

なお2020/2/23の記事でcasualとcausalが間違いやすいという話もしましたが,causalの名詞形はcausality「因果関係」でこちらは“-ity”です。

 


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