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ゲーム名省略記号:FF(ファイナルファンタジー),GBF(グランブルーファンタジー),メガテン(女神転生),GDM(ガンダムシリーズ),DDDA(ドラゴンズドグマダークアリズン),ACO(アサシンクリード・オデッセイ),ヴァルコネ(ヴァルキリーコネクト),ロストチャイルド(角川ゲームスのザ・ロストチャイルド)
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・ザガン(儀典女神転生)ゴエティアの61番,王,総裁。グリフィンの翼をした雄牛の姿,のち人間の姿。人を賢くしたり,物を変質(水とワイン,血とワイン,血とオイル,金属とその金属製の硬貨,愚者と賢者)させる
・サテュロス(GBF火)ギリシア・ローマ神話における半人半獣の精霊。パーン(牧羊神・半獣神)の眷属,ディオニュソスの信奉者。悪戯やどんちゃん騒ぎが好きで,怠惰で無用の種族とも
・サブナック(儀典女神転生)ゴエティアの43番,公爵。青白い馬に跨り,鎧と武器を身に着け,獅子の頭をした兵士の姿。塔や城を建設し,それらを武装させ,良い使い魔を与えたり,傷を悪化させて苦しめたりする
・ザミエル(─)カール・マリア・フォン・ヴェーバーのオペラ『魔弾の射手』に登場し,魔弾の作り方を教える悪魔
・サマエル(ロストチャイルド,メガテンシリーズ)死を司る天使。堕天したとも,ルシファーに匹敵するとも言われる。『エノク書』ではエグリゴリ(リーダーはシェムハザ)の一員として書かれている。またアダムとイヴにリンゴのことを教えた蛇がサマエルとも言われる。リリスの伴侶とも
・サムパーティ(FF14)『ラーマーヤナ』に登場するジャターユの兄。かつて太陽に近づきすぎたジャターユを庇って翼を失う。シーターの捜索隊のヴァナラ達からジャターユがシーターを助けようとして死んだことを聞かされると,透視の力でシーターが連れ去られた場所がランカー島(スリランカ)であることを教える。それでハヌマーンはシーターを発見しラーマに知らせることができた
・サラスヴァティ(メガテン)弁財天・弁才天・弁天。水・豊穣・芸術・学問の神。ブラフマーの妻であり,またゾロアスター教のアナーヒター(ハラフワティー)とも関係があるという
・サレオス(メガテン)ゴエティアの19番,公爵。クロコダイルに跨って王冠を被った,壮麗で美男子な兵士の姿。平和主義者で男女間の愛を促進する
・シヴ(ヴァルコネ)Sif。トールの妻。ロキにいたずらで金髪を刈られトールが激怒する逸話がある。ヴェルコネのキャラ「機甲拳士シヴ」が矢鱈と「トールかっこいい」と言うから変な設定だなぁと思っていたら,嫁だったのですね笑 Asgard Stories全訳作業で初めて知りました
・シウテクトリ(メガテン)アステカ神話の火・火山の神。「ターコイズ(トルコ石)」を意味する。死後の生,闇の中の光,寒さの中の暖かさ,飢餓の中の食料を象徴
・シェムハザ(FF14)シェムハザイ,セムヤザとも。堕天使グリゴリ(エグリゴリ)たちのリーダー
・シグルーン(FE)北欧神話におけるヴァルキリーの一。「勝利のルーン」。『フンディングル殺しのヘルギの歌(Helgi Hundingsbane)』の中でヘルギが出会うヴァルキリー
・シシウトゥル(FF14)カナダ西岸の先住民クワキウトル族,ヌートカ族らの神話に登場する神。双頭の蛇と,真ん中に人間の顔を持つ
・ジズ(FF14)ユダヤの伝説においては,ベヒモス(陸),レヴィアタン(海),ジズ(空)が3大巨大怪獣である。ただウィキペディアによると「聖書の解釈の間違いで生み出されたと見られ,ベヒモスやレヴィアタンと比べると,圧倒的に知名度が低い」
・シトリー(メガテン)ゴエティアの12番,君主。グリフィンの翼,豹の顔で,召喚者の求めに応じで美男子にもなる。男女の愛を促進したり,人にありのままの姿を晒させたりする
・シパクナー(FF14)マヤ神話に登場する巨人。双子の兄弟神,フンアフプーとイシュバランケーに倒された
・シームルグ(FF14)イラン神話の不死鳥。犬の頭を持つ孔雀。ロックと同様,象や鯨を運び去るほどの大きさを持つ
・シャイターン(メガテン)イスラム教における悪魔。サタンと関係か。無関係だがドイツ語のscheiternは「挫折する」
・ジャターユ(メガテン,FF14)『ラーマーヤナ』に登場する鳥の王で6千歳。サムパーティの弟。ラーマの父ダシャーラタの友人で,シーターがラーヴァナにさらわれた時ラーヴァナを攻撃するも,翼を斬られて落下し息絶え,ラーマが葬儀を行った
・シャックス(メガテン)ゴエティアの44番,公爵。しゃがれ声のコウノトリの姿で,床に描いた魔法の三角形の中だと美しい声になる。また三角形の中にいないと召喚者を騙そうとする。召喚者の求めに応じて対象の視力・聴力・理解力を奪ったり,王の館から宝を盗んで人民に返したりする
・ジャバウォック(FF9,FF15)ルイス・キャロル『鏡の国のアリス』に登場する怪物。ヴォーパルソードで倒されたとされるが,「ヴォーパル(Vorpal)」もキャロルの造語である
・シュー(ロストチャイルド)エジプト神話の神。平和・ライオン・空気・風の神
・蚩尤(メガテン)しゆう。姓は姜で炎帝の子孫。九黎族の頭目で戦の神。神農氏の世の末期に反乱を起こし,応龍の加勢を得た黄帝に琢鹿の戦いで破れた
・ショールム(FF14)Sjøorm。ノルウェー語でSea worm,Sea serpent,大海蛇のこと
・ジルニトラ(FF14)ツィルニトラ。Zirnitra,Zir。ヴェンド地方(ドイツ北東部)における伝説上の黒竜
・シロッコ(FF14)アフリカから地中海を越えイタリアに吹く暑い南風。ガンダムの登場人物,またフォルクスワーゲンのモデル名
・シンモラ(ヴァルコネ)北欧神話,スルトの伴侶でレーヴァテインの保管者。ヴィゾーヴニルを殺すにはレーヴァテインが必要だが,シンモラからレーヴァテインを借りるにはヴィゾーヴニルの尾羽が必要。つまり矛盾である
・ズー(FF14,メガテン)メソポタミア神話。正確にはアンズー。別名イムドゥグドImdugud。メガテンではアンズー。鷲頭のライオンであるグリフォンの逆で,ライオン頭の鷲(ウィキペディア英語版)
・スィアチ(ヴァルコネ)ティアチ。ティ・スィはトール(ソー)と同じthに相当(Þ)。北欧神話において,ニョルズの妻であるスカジ(スカディ)の父。鷲に化けてイズンを略奪する話が有名で,Asgard Storiesでも出てくる予定です。
・スヴァローグ(FF14)スラヴ神話における太陽神,鍛冶の神。ギ神話の鍛冶の神ヘーパイストス,ローマ神話の火の神ウルカヌスに対応しているという
・スカアハ(FF14,GBF風,メガテン)アルスター伝説における影の要塞(ダン・スカー)の女王であり武芸の師範でもある。クー・フーリンにゲイボルグを授けた。グラブルではスカーサハで味方キャラにもなる
・スカディ(メガテン)スカジ。北欧神話に登場する女の巨人。ニョルズの妻とも。フレイとフレイヤはニョルズの子であるが,母はスカディ説とニョルズの妹説がある
・スカルミリオーネ(FF)ダンテ『神曲』に登場する12名の悪魔マレブランケの一
・スカンダ(メガテン)カルティケーヤ。シヴァとパールヴァティの子で軍神。韋駄天,鳩摩羅天(クマーラ),ターラカを倒したためターラカジットとも。顔が6つあり孔雀に乗る
・スキタリス(FF14)中世寓意譚に登場するドラゴン。背中の模様に目を奪われた獲物を捕食する。物凄い熱を放つため冬でも脱皮するという
・スキュラScylla(FF14)ギ神話。少女であったが6つの犬の頭を持つ怪物に変えられてしまう。カリュブディスとともに船乗りの天敵。「前門の虎,後門の狼」という意味で「スキュラとカリュブディスの間」という表現があり,アサクリオデッセイでも船に乗っていると発生する会話に出てくる
・スキールニル(ヴァルコネ,GBF)北欧神話に登場するフレイの幼馴染でフレイの使者として活躍。『スキールニルの歌』という編がある
・スクオンク(FF14)スクォンク。開拓期ペンシルヴェニアの木こりに伝わる動物。痣とイボだらけの皮膚に覆われ,涙を流すので狩人は追跡しやすい。逃れられないと知ると溶けて涙だけになることも
・スコッグ・フリュー(FF14)Skogs Fru,Skogsrå。スウェーデン民話における森の妖精。前から見ると女性だが背中には暗い空洞がある。魅惑されて交わった男は魂が彼女のもとに留まるため内向的になる(Wikipedia英語版)
・スコル(FF14)北欧神話において,月を追いかけているハティに対し,太陽を追いかけているという狼。「嘲り」といった意味。フェンリルの子説,フェンリルの別名説がある
・朱雀(FF14,GBF火)中国の四象の一。南方を護る。夏。平城京・平安京の南門は朱雀門であり,そこから朱雀大路が伸び,その南端は羅城門である。平将門・藤原純友の乱の時の天皇は朱雀天皇(930-946)
・ステロペス(FF14, ACO)サイクロプスの一人。稲光(lightning)。アサシンクリード・オデッセイでも怪物「稲妻を呼ぶ者ステロペス」として登場
・ストラス(FF14,メガテン)ゴエティアの悪魔の序列36番,君主。フクロウ,ゴイザギの形をとる
・ストリックス(FF14)Strix。ギ・ロ神話における凶鳥。夜行性で,フクロウやコウモリに近い。人の赤子の血を好むがニンニクに弱く,ルーマニアの吸血鬼ストリゴイ(Strigoi;Striga)と語源的関係にある。ゴエティアの36番ストラス(Stolas,Stolos)との関係は不明(Wikipedia英語版)
・スパルナSuparna(FF14,メガテン)ガルーダの別名
・スラオシャ(メガテン)ゾロアスター教における,中級の善神(ヤザタ)の一。アフラ・マズダーの代わりに人々の声を聞く役割を持つ。ヤザタには他にウルスラグナ,ミスラ,アナーヒター等がいる
・スルト(メガテン,GBF火)北欧神話,ムスペルヘイム(南の炎の国)の入口を守る巨人。妻はシンモラ
・ズルワーン(FF14)ゾロアスター教の分派ズルワーン教の創造神。「時間」を意味し「クロノクロス」エンディングでも名前が登場(やがてすべての夢は還ってゆくだろう ズルワーン 夢の海に)
・スレイプニル(メガテン,GDM)オーディンが所有する八足の軍馬。雌馬に化けたロキと,巨人族の所有する馬スヴァジルファリの子。ペガサス級強襲揚陸艦スレイプニール=改はガンダムシリーズの漫画『NIGHT=HAWKS!』に登場
・青龍(FF14,GBF風)中国の四象の一。蒼龍。東方を護る。春。曹魏の233-237年は青龍元年-5年(明帝)
・セイレーン(FF14,GBF風,メガテン)ギ神話。上半身が人間で下半身が鳥。歌声で船人を惑わし遭難させる。サイレンの語源
・セクメト(FF14,メガテン)エジプト神話。ライオン頭の女神。人を殺戮すべく地上へ送られるが,酒に酔わされ阻止される
・ゼゼウ(FF14)Xexeu。南米神話で,北米のサンダーバードに相当する(?),巨大な鳥。xexeuで画像検索するとかわいい鳥が出てくる
・セト(GBF風,メガテン)エジプト神話。オシリスの弟。粗暴であると同時に守り神であるという。嵐の神でありテュポーンとも同一視された。妻は妹のネフティス
・セフィロト(FF14)エデンの園の中央に植えられた樹。またユダヤ神秘思想(カバラ)で10のセフィラ(王冠・知恵・理解・慈悲・峻厳・美・勝利・栄光・基礎・王国)とそれらを繋ぐ22のパスからなる体系樹。また「王冠→知恵」のパスは「愚者」,「王冠→理解」は「魔術師」といった風にタロットとも関係
・セプスSeps(FF14)ローマ時代のマルクス・アンナエウス・ルカヌスという短命の詩人が叙述したことがあるらしい,肉も骨も溶かすという猛毒を吐く蛇で,FF11にも登場
・セベク(FF14)エジプト神話。女神ネイトの子。ワニ
・セルケト(FF11, FF14)エジプト神話の女神で,頭にサソリが乗っている。肥沃・動物・医術などを司る
・セーレ(メガテン)セエレ(Seere)。ゴエティアの70番,君主。翼の生えた馬に乗った美しい男の姿。邪悪なことには関心がなく,召喚者の意志を完遂するため地上のいたる所に数秒で移動,隠されたり強奪された宝を発見,裕福をもたらす
・セレスト(GBF闇)1872年11月にNYを出港し,1ヶ月後にポルトガル沖で無人のまま漂流されているのを発見されたメアリー・セレスト号が由来と思われる
・ソウトゥース(FF14,HZD)鋸歯?ホライゾンゼロドーンに登場する機械獣が有名
・ソフィア(FF14)「知恵」を意味する女神。Philosophyは「知(sophy)を愛する(phil)」から「哲学」であり,「ソフィーの世界」も哲学書なのであった
・タイクーン(FF14)tycoon。実業界の大物,徳川将軍。「大君」より。FF5レナはタイクーン城の第二王女
・タイラント(FF14)tyrant「僭主,専制君主,暴君」。「暴君竜」tyrannosaur(us) rexの語源。北欧神話の剣神・軍神テュール(Tyr)は,かつて天空神・最高神と見做されたとの説があり,tyrantはTyrから来ているのではと私は見ている
・ダーキニー(メガテン)荼枳尼(だきに)。仏教における魔女,夜叉女。カーリーの眷属。狐の精とも見られ,神仏習合で稲荷社にも影響?
・ダゴン(FF14,DQ)メソポタミアで信仰された神で,バアル(バール)の父とする信仰もある(バアルの父はイル)。元々は「穀物」の意味であったことから農耕神・豊穣の神であった(バアルも豊穣神)が,イスラエルに敵対した結果邪神という位置づけになっていった。また語源を「魚」とする誤解から海神・半魚神というイメージが定着し,クトゥルフ神話では配偶神ヒュドラとともに登場する邪神という位置づけである
・ダフネ(メガテン,ACO)ダプネー。ギ神話のニンフ(下級女神)の一。アポロンに求愛されるが,月桂樹に姿を変える。アサシンクリード・オデッセイでは伝説上の獣(クレタの雄牛・リュカオンの狼など)を何頭も狩って,ダフネに皮を届ける一大クエスト群がある
・タネ・マフタ(FF14)ニュージーランドにある巨木。マオリ語で「森の神」。屋久島の縄文杉と姉妹木の関係を結んでいる
・ターラカ(メガテン)ターラカスラ。シヴァの息子以外には殺されない体をもらい,アスラの王となるが,シヴァがパールヴァティとの間にスカンダ(カルティケーヤ)をもうけ,これに殺された
・タラスク(メガテン,FF14)南フランスはプロヴァンスに伝わる獅子の頭,サソリの尾,亀の甲羅で覆われた雄牛の体を持つ竜。聖マルタが手懐けたという
・タランタシオ(─)イタリアのロンバルディア地方のジェルンド湖に伝わる竜
・タロス(TES)ジ・エルダー・スクロールズ世界における九大神の一。ノルドでドラゴンボーンであったというタイバー・セプティムの神格化。「イスミール」とも。スカイリムではタロス信仰は弾圧されている模様で,「八大神」と言うか「九大神」と言うかはタロスを含めるか否かである
・タロース(FF14)ギ神話において,クレタ島でヨーロッパを海賊や侵略者から守る青銅製の自動人形。1日3回海岸を巡回する。ゼウスの要請で鍛冶の神ヘーパイストスが造ったとも
・タンガタ・マヌ(メガテン)イースター島の鳥(manu)人間(tangata)。一年に一度の鳥人の祭儀において,最初にセグロアジサシの卵を持ち帰ったものがタンガタ・マヌの称号を授かった
・チェルノボーグ(FF14,メガテン)スラブ神話の「黒い神」。死神
・チャンティコ(FF14)世界文化遺産ソチミルコに住んでいたアステカ族が信仰したとされる,家の暖炉の火を支配する女神。パプリカを焼き魚とともに食べることで断食を破ったため,創造神トナカテクトリに罰として犬に変えられた。石工や戦士とも関連付けられる(Wikipedia英語版)。FF14にチャンティコフライパンという調理道具あり
・チュパカブラ(FF14,メガテン)アメリカ大陸で目撃されるUMA(未確認動物)。「ヤギ(カブラ)の血を吸う(チュパ)者」。2015年1月,会見をドタキャンしたジョニー・デップは,「チュパカブラに噛まれたから」と説明
・チョコボ(FF14)ゲームクリエイター石井浩一が,チョコボールのテーマ(クエックエックエ,チョコボール)を口ずさみながらデザインしたことから
・チョドーユドー(FF14)ロシアの竜「ズメイ」の一種で多頭竜。「不死身のコシチェイ」と兄弟だという
・チラーダChirada(FF14)スパルナと同じく,ガルーダの別名(ウィキペディア英語版)
・ディアウス(メガテン)ディヤウス。印神話の天空神,雷神,豊穣神でゼウスに匹敵。妻は地母神のプリヴィティー。子はウシャス,インドラ等。アバタールチューナーではシエロが変身する。シエロは「空・天」を意味する(cf. ラルク・アン・シエル)
・ティアマト(GBF風,メガテン)メソポタミア神話における海の女神。淡水の神アプスーと交わってラハム・ラフムを産んだ。神キングーの母でもあり,獅子龍ウシュムガルや蠍人間ギルタブルルも生み出した
・ディオネ(FF14)ディオーネー。「ゼウス」の女性形。ウラノスとガイアの娘。ホメロスはアプロディーテーをゼウスとディオネの娘としている。土星の衛星の名にもなっている
・ティオマン(FF14)南シナ海に浮かぶマレーシアのリゾート地・ティオマン島は,「美しい竜の王女が景色に感動して自ら島になった」という説と,「女の竜が神を怒らせて巨岩に変えられてしまい島になった」という説がある
・ティターニア(FF14,メガテン)シェイクスピア『(真)夏の夜の夢』に登場する妖精の女王で夫はオーベロン。余談だが「真の恋が順調に進んだ試しはない(The course of true love never did run smooth)」はマルクスが『資本論』で引用したほどの名言である。FF14で放つミッドサマー・ナイツドリームは『夏の夜の夢』に因む
・ティンダロス(FF14)クトゥルフ神話のティンダロスの猟犬。他の生物が曲線に由来するのに対し,彼らは「時間の角度(Angles of time)」(時針・分針・秒針が作る角度のこと?)に棲む。彼らは120度以下の角度から出現しうる。まず煙が出現し,頭,胴体が出てくる。ラヴクラフトも(『ティンダロスの猟犬』を書いた)ロングも,彼らは不浄すぎて説明できないとのこと(Wikipedia英語版)
・デカラビア(メガテン)
・テスカトリポカ(メガテン)アステカ神話における神。ケツァルコアトルのライバル。夜の空,夜の風,黒曜石,ジャガー,美,誘惑,不和,支配,戦争など様々な概念の象徴で,キリスト教宣教師からは悪魔と捉えられた
・デメテル(メガテン)デーメーテール。ギ神話,巨神クロノスの娘でゼウスの姉。怒ると飢餓を与え,空腹が満たされなくさせる。テッサリアの王エリュシクトーンがデメテルの森の樫を切ったためデメテルは飢餓を与え,エリュシクトーンは最後には自分の体を食べて死んでしまった
・テュポーン(FF,GBF闇)ギ神話。キマイラ,ケルベロス,オルトロスの父。ものすごく強いらしい。ゼウスが封印?
・テルース(FF14)ロ神における大地の女神テラのこと。ギ神のガイアに相当
・檮杌(FF15)トウゴツ・トウコツ。四凶の一。「人面虎足、猪口牙、尾長一丈八尺」と伝わる
・饕餮(メガテン)トウテツ。四凶の一。何でも貪り食べる。明代に龍生九子の一とされた
・ドゥルジ(GBF)ゾロアスター教における最高神アフラ・マズダには「不滅の聖性」を意味するアムシャ・スプンタという7柱の善神が従う。その一柱アシャ・ワヒシュタは「正義・真実」の神格化であるが,その敵が「偽り」の神格化・悪神ドゥルジである
・トケビ(メガテン)トッケビ(도깨비)。Dokkaebi。朝鮮半島に伝わる妖怪,鬼火,鬼。日・中の鬼のイメージを受けるが,これらの影響を排したトッケビ像を模索する動きもある
・トート(メガテン)エジプト神話の知恵の神。トキまたはヒヒの姿で表され,ギ神話のヘルメスと同一視され,後代にはヘルメス・トリスメギストス(=3倍偉大な)として信仰された
・ドモヴォーイ(メガテン,FF14)スラヴ伝承における家の神・精霊。domはdomestic「家庭的な」に通じる。Domaniaという女神もいる。子どもや家畜の面倒をよく見,未来の不幸を予感し警告することができる。家族が悪い習慣に陥ると見捨てることもある
・トラソルテオトル(メガテン)アステカ神話における汚れ(filth),浄化(purification),悪(vice),性欲(lust),不貞(adultery),サウナ(steam baths)の神
・トラルテクトリ(メガテン)アステカ神話の「大地の主」を意味する神
・トランペッター(メガテン)黙示録のラッパ吹き(Seven trumpets;trumpetはtrumpeterの意にもなる)。第七のラッパ吹きが吹いた時点で,神に選ばれなかったすべての人が死ぬ
・トール(GBF光,メガテン)北欧神話の雷神。英語では/θɔːr/と発音される(cf. マイティ・ソー)。木曜日Thursdayの語源。オーディンの子であるが,ギリシア神話のゼウスに相当し,オーディンと同格以上だったことも。ハンマーのミョルニルによってアースガルズを巨人達から護るが,一度ミョルニルを盗まれてロキと一緒に取り返しに行ったことも。乗り物は2匹の山羊が引く戦車で,他に力帯(メギンギョルズ)や鉄の手袋(ヤールングレイプル)を持つ
・ドルメン(FF8)支石墓(dolmen)。日本には同名の,人類学・民俗学の雑誌があった
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20/4/25 初回アップ(53項目)
20/5/30 シヴ,スキールニル,朱雀,スルト,青龍,セルケト,ダーキニー,ドゥルジ追加(61項目)
20/6/27 ザガン,サブナック,サレオス,シトリー,シャックス,シンモラ,セーレ(セエレ),テスカトリポカ,デメテル,トラソルテオトル,トランペッター追加(72項目)
2020/7/20 スィアチ(ティアチ),スキタリス,スクオンク,ダゴン,タンガタ・マヌ,デカラビア,トケビ,ドモヴォーイ追加(80項目)
2020/8/5 サムパーティ,シウテクトリ,ジャターユ,蚩尤,スヴァローグ,スカンダ,スコル,セレスト,ターラカ,タラスク,タロス,タロース,ディアウス,トール追加(94項目)
2022/1/15 ザミエル,サマエル,シグルーン,シパクナー,ジャバウォック,シュー,スカルミリオーネ,タランタシオ,檮杌追加(103項目)
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