フレイニャのブログ

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関係詞連鎖を解説します!

関係詞連鎖は決してマニアックな文法ではありません。普通の関係詞のルールでできるものですし,口語でも登場します。少なくとも読めるようにはマスターしておきましょう。

もくじ

(1)関係詞連鎖は挿入に似ている!

(2)関係詞連鎖は正確には挿入ではない!何故この語順が生まれたか?

 

(1)関係詞連鎖は挿入に似ている!

「昨日私の家に来たその男性」は

the man who came to my house yesterday

ですが,

「昨日私の家に来たと私が思うその男性」は

the man who I think came to my house yesterday

と書けます。

I think (that)や,she said (that)など,that節を使う表現を,必ずthatは省略して,whoとcameの間に入れて下さい。

なんだか挿入みたいですね。whoとcameの間にI thinkが割り込んだ結果,think cameと動詞が2連続してしまいました。make believe...「……ふりをする」(make people believeが元)のような特例を除き,動詞が2連続したら関係詞連鎖を疑いましょう

 

I thinkやshe saidは2語ですが,that節に繋がるものならI am sure (that),I am surprised (that)のようなものも関係詞連鎖にできます。

the man who did that「それをやったその男性」

→the man who I am sure did that「それをやったと私が確信しているその男性」

the man (whom) I met「私が出会ったその男性」

→the man (whom) I am sure I met「私が出会ったと私が確信しているその男性」

 

関係代名詞whoなどの直後にI think,he said,I am sureなどを入れれば良いことが分かりましたでしょうか。

 

(2)関係詞連鎖は正確には挿入ではない!何故この語順が生まれたか?

関係詞連鎖は挿入に見えるし,挿入のようなノリで作れますが,実はこれが生まれたのはごく普通の関係代名詞のルールです。

 

まずごく普通の関係代名詞を使った2文の繋ぎ方を思い出します。

①I met the man.「私はその男に会った」

The man was my uncle.「その男は私のおじだった」

①文のthe manを先行詞(関係詞によって説明される語)とし,②文のThe manを関係代名詞(説明する方)にします。この時点で,どの関係詞にするかは決まっています。人間で,主語だからwhoです。

 

①I met the man.    ・・・こちらが主節になる

who was my uncle  ・・・こちらが関係詞節になる

 

★基本かつ重要「関係詞は,関係詞節の先頭でなければならない」

今回は既にwhoが先頭だからこのままです。がしかしこれが決定的に重要であることが後で分かります。

最後に,先行詞と関係詞を連続させるように繋いで,

 

I met the man who was my uncle.

となり完成です。

 

実は関係詞連鎖もこの基本ルールでできてしまいます。では関係詞連鎖は何が特別なのでしょう?それは以下のような例です。

 

①I met the man.「私はその男に会った」

I thought the man was my uncle.「その男は私のおじだと思った

さっきと違い,②文のthe manが1つ下(I thoughtの下)に潜っているのです。このような深い所でも関係詞にできるのでしょうか。先ほどと同じルールで普通にやるだけです。つまり,

①文のthe manを先行詞(関係詞によって説明される語)とする。②文のthe manを関係代名詞にする。どの関係詞にするかは決まっています。人間で,主語だからwhoです。

 

 

①I met the man.        ・・・こちらが主節

②I thought who was my uncle ・・・こちらが関係詞節

★基本かつ重要「関係詞は,関係詞節の先頭でなければならない」

関係詞節の先頭に来るべく,こう移動します

who I thought was my uncle ・・・こちらが関係詞節

最後に,先行詞と関係詞を連続させるように繋いで,

 

I met the man who I thought was my uncle.

これが関係詞連鎖です。★のルールが重要でしたね。つまり深い所に潜っていようと,関係師は関係詞節の先頭に出てくることができ,この結果,thought wasのように動詞が2連続してしまうのです。

 

目的格でもやってみましょう。

The man is alive.

②I thought I had killed the man.

①文のThe manを先行詞(関係詞によって説明される語)とする。②文のthe manを関係代名詞にする。この時点でどの関係詞にするかは決まっています。人間で,目的語だからwho(m)です。※whomはwhoと言ってもOK

 

The man is alive.

②I thought I had killed who(m)

★基本かつ重要「関係詞は,関係詞節の先頭でなければならない」

関係詞節の先頭に来るべく,こう移動します

who(m) I thought I had killed

(目的格の場合は,動詞が2連続とかにはなりませんね)

最後に,先行詞と関係詞を連続させるように繋いで,

 

The man (who(m)) I thought I had killed is alive!

「私が殺したと(私が)思った男は生きている!」

 

こんなのも言えますね

The man (who(m)) you said you had killed is alive!

「お前が殺したと(お前が)言った男は生きている!」

 

(3)最後に

関係詞連鎖は決して文語調でも堅い論文でのみ出てくる表現でもなく,会話でも登場しますので慣れておきましょう。(2)で普通の関係詞のルールでできることを示しましたが,実践的には(1)の挿入のノリでやると良いと思います。

who(m)と言ったところで,I thoughtとかyou saidとかを差し込み,そのあとに,本来who(m)の直後にあるべきだった語句を続けましょう。その結果動詞が2連続してしまっても,それこそ関係詞連鎖の特徴です!